「2019ミス・アース・ジャパン」のファイナリスト発表会に登場した各都道府県の代表ら
世界4大ミス・コンテストの一つ「ミス・アース」の日本代表選考会に出場するファイナリスト33人が6月12日、東京都内で開かれた「2019ミス・アース・ジャパン」ファイナリスト発表会に登場。色とりどりのドレスに身を包み、日本代表選考会への意気込みを語った。
この日は、地方大会を勝ち抜いた34人の都道府県代表が出席予定だったが、1人が欠席。最年少18歳の北海道代表、モデルの小柳真紀さんは出場理由を聞かれると「私自身変わりたいと思ったことがきっかけ。そして、昨年起きた北海道胆振東部地震。私に何かできることはないかと思い、応募しました」と説明。同じく18歳で長崎県代表の専門学校生、山口梨花さんは「母に勧められ、私もいろいろなことにチャレンジしたいと思っていたので、いい機会だと思いました」と答えた。
また、東京大学卒業後、実家の寺を継ぐために仏教を学ぶ“住職の卵”だという、京都府代表の大学生、高橋るりさん(26)は「2050年に世界が滅亡するという研究があるが、どうすれば防げると思うか?」という記者の質問に、「あくまで私の意見ですが、一つは自分の利益だけ考えず、みんなのためにできることを考えること。二つめは、もったいないの精神。私のドレスは、昨年のファイナリストの方が手作りした着物のリメーク。もったいないの精神で、何か輝かせるものがないか、考えて行動していくことがキーだと思います」と話していた。
また、元「AKB48」の5期研究生で、香川県代表に選ばれたモデル・タレントの冨田麻友さん(26)は流ちょうな英語であいさつし、「香川出身、そしてミス・アース香川(代表)。初出場となります。今年は瀬戸内国際芸術祭に盛り上がっている瀬戸内海。私が香川そして瀬戸内海をもっと盛り上げます!」と意気込んでいた。
「ミス・アース」は、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並び、世界4大ミス・コンテストの一つに数えられる美の祭典。地球環境保護に対する意識を重視しているのが特徴で、例年80カ国以上の国の代表が参加している。日本代表選考会は、7月22日にホテル椿山荘東京(東京都文京区)で開かれ、世界大会に出場する日本代表を決める。
◇ファイナリストは以下の通り(敬称略)
北海道代表:モデル、小柳真紀(こやなぎ・まき、18)▽青森県代表:モデル、角田愛琳奈(かくた・えりな、24)▽宮城県代表:会社員、石黒陽子(いしぐろ・ようこ、25)▽山形県代表:キッズダンスインストラクター、本橋舞衣(もとはし・まい、22)▽福島県代表:大学生、植木麗(うえき・れい、21)
茨城県代表:大学生、冨田有紀(とみた・ゆき、21)▽栃木県代表:会社員、中村友理子(なかむら・ゆりこ、25)▽群馬県代表:家事手伝い、吉田穂菜実(よしだ・ほなみ、25)▽埼玉県代表:大学生、吉田優奈(よしだ・ゆうな、20)▽千葉県代表:モデル、稗田英奈(ひえだ・えな、28)▽東京都代表:フリーター、多田麻里絵(ただ・まりえ、20)▽神奈川県代表:鈴木華奈(すずき・かな、25)
新潟県代表:モデル、佐藤愛(さとう・あい、28)▽富山県代表:モデル、三上真依(みかみ・まい、23)▽石川県代表:看護師、竹内郁恵(たけうち・いくえ、23)▽福井県代表:大学生、杉星花(すぎ・せいか、21)▽長野県代表:モデル、武田美香(たけだ・みか、20)▽岐阜県代表:会社員、疋田里奈(ひきた・りな、25)▽静岡県代表:学生・モデル、吉元さくら(よしもと・さくら、19)▽愛知県代表:アルバイト、青山あおい(あおやま・あおい、28)
滋賀県代表:学生、守谷藍里(もりや・あいり、21)▽京都府代表:大学生、高橋るり(たかはし・るり、26)▽大阪府代表:大学生、小竹よしの(こたけ・よしの、21)▽兵庫県代表:学生、近藤ひなた(こんどう・ひなた、21)▽奈良県代表:看護師、高橋真裕美(たかはし・まゆみ、25)▽岡山県代表:保育士、田邉加琳(たなべ・かりん、24)▽広島県代表:大学生、金子美羽(かねこ・みわ、20)
香川県代表:モデル・タレント、冨田麻友(とみた・まゆ、26)▽愛媛県代表:フリーランス(モデル・タレント)、冨士菜々香(ふじ・ななか、19)▽福岡県代表:会社員、一ノ宮ひまり(いちのみや・ひまり、23)▽長崎県代表:美容専門学校生、山口梨花(やまぐち・りか、18)▽大分県代表:大学生、伊徳有加(いとく・ゆうか、20)▽宮崎県代表:保育士、土屋來夢(つちや・らいむ、25)▽沖縄県代表:大学院生、國吉澪花(くによし・れいか、22)