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今週のイケメン:小栗旬が浴衣&スーツで舞台あいさつ 山崎賢人&新田真剣佑も 後編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月23~29日)は、小栗旬さん、山崎賢人さん、新田真剣佑さんが出演する映画の舞台あいさつに登場した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 小栗さんは7月29日、東京都内で行われた公開中の劇場版アニメ「天気の子」(新海誠監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに浴衣姿で登場した。「私が見た、新海監督の意外な魅力」をフリップに書いて発表することになり、小栗さんは「抜群」と書き、「ビデオコンテの声が全部、監督の声で入っている。声が出来上がっていたので、声優をやればいいのにと思っています」と新海監督の演技力にほれぼれしている様子だった。

 同作では、絵コンテを映像にしたビデオコンテを作成し、ほとんどのキャラクターの声を新海監督が吹き込んだという。編集プロダクションを営む須賀圭介の声を演じた小栗さんは「(演じた須賀は)半笑いみたいな感じで言うセリフが多いんですが、それが本当にお上手で。俺よりも監督の方がうまいなあって思いながら、やっている感じでした」と話すと、新海監督は照れ笑いをのぞかせつつ、「うれしいです」と喜んだ。

 「天気の子」は、「君の名は。」が大ヒットした新海監督の最新作。天候の調和が狂っている時代の物語で、離島を飛び出し、東京にやってきた高校1年生の家出少年・帆高(醍醐虎汰朗さん)が、一人の少女・陽菜(森七菜さん)と出会う。陽菜は祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持っていて……というストーリー。

 小栗さんは25日、東京都内で開催された主演映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(蜷川実花監督、9月13日公開)のジャパンプレミアに、沢尻エリカさん、二階堂ふみさん、成田凌さん、蜷川監督と出席した。太宰治を演じた小栗さんはスーツ姿で登場。「楽しかったです、楽しい半分、しんどい半分」と明かし、「沢尻さんとは素晴らしいラブストーリーをやらせていただきましたし、ふみちゃんとはドロドロとした話がありましたし、(成田さん演じる編集者の)佐倉君には大体文句を言っていて。すてきな楽しい時間を過ごさせてもらい、後半に向けて、太宰が追い込まれていくので、それも楽しんでもらったら」と笑顔で話した。

 また同作が今年9月に開催されるベネチア国際映画祭の公式イベント「ジャパン フォーカス」に出品されることが発表されると「すごくうれしいです。すごく日本を感じられる作品ですので。(太宰がかつて住んでいた)昔の三鷹の町並みを、京都で撮影したんですけど、改めて見るとすごくいい画(え)です。日本の文化じゃないと生まれなかった作家だと思うし、作家と編集の関係みたいなものも、日本独特だと思うので、海外の人がどう楽しんでくれるのか、興味があります」と語った。

 映画は文豪・太宰治の遺作「人間失格」の実写化ではなく、「人間失格」の誕生秘話を太宰と太宰を愛した3人の女性の目線から、実話を基にしたフィクションとして映画化。ベストセラー作品を連発しつつも、正妻と2人の愛人という3人の女性と関係を持ち、愛人と川に身を投げた太宰の恋と生涯を、蜷川監督ならではの新解釈とビジュアルで描く。

 山崎さんと新田さんは25日、東京都内で行われた劇場版アニメ「二ノ国」(百瀬義行監督、8月23日公開)のジャパンプレミアに登場した。同作で初めて声優に挑戦した山崎さんは完成した映像を見て「声を入れさせていただいているときはまだ完成していない絵だったので、百瀬さんの作られた絵の中に自分の声が入って、音楽が加わったものの中に自分が存在しているということに、素直に感動しました」と感慨深げな様子を見せた。

 また自身が演じた主人公のユウについて「自分もいろんなことを迷ったりしながら、なかなか決断できないことがありますが、ここを頑張ろうと決めたらそこに向かって頑張るというふうにはしている。ユウのように悩みながらも、決めたときの強さみたいなのは共感できた」と話し、「男としてカッコいいキャラだなと思ってやりました」と語った。

 ユウの親友のハルを演じた新田さんは、自身の役どころを「真っすぐな男の子で何か自分の大事なものを守るために、自分さえも犠牲にしてその人を守るっていうカッコいいところがある。僕は大好きです」と話した。

 「二ノ国」は、ゲーム「妖怪ウォッチ」や「レイトン教授」シリーズで知られるレベルファイブの手がける人気RPGシリーズ。劇場版アニメは、高校生のユウと親友のハルが幼なじみのコトナを巡る事件をきっかけに二つの世界を行き来する……というストーリー。

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