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レオナルド・ディカプリオ:俳優を続けられることは「奇跡」 ブラピと映画で初共演

 米俳優のレオナルド・ディカプリオさんとクエンティン・タランティーノ監督が8月26日、東京都内で開催された映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(8月30日公開)の記者会見に出席。映画の内容にちなみ、身の回りで起きた奇跡について聞かれたディカプリオさんは「僕はロサンゼルスで育ちで、この(映画)業界を知っているので、俳優でいることが大変だと分かる。夢をかなえられないというのが現状。仕事がある俳優(でいること)、自分に決定権があるのが、俳優として奇跡。(俳優の)99%が、こういう仕事がないというのが現状です」と語っていた。

 ディカプリオさんとブラッド・ピットさんが初共演することでも話題の映画。2人を起用した理由について、タランティーノ監督は「2人がこのキャラクターにぴったりだったんですが、正直なところ、彼らが、僕を選んでくれたのです」と明かし、「レオとブラッド・ピットをキャスティングできたことは、“世紀のクーデター”だったんじゃないかなと思います」と明かしていた。

 会見には、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュさんも登壇した。

 映画は、1969年のハリウッド黄金時代の光と闇に迫る作品。人気のピークを過ぎたテレビ俳優のリック・ダルトン(ディカプリオさん)と、彼を支えるクリフ・ブース(ピットさん)は、固い友情で結ばれていた。ある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督(ラファル・ザビエルチャさん)と女優シャロン・テート(マーゴット・ロビーさん)夫妻が引っ越してくる。そして1969年8月9日、それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件が起きる……という展開。

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