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久慈暁子アナ:元アナ母の影響でアナウンサーに 「めざど」は「楽しむ」 インスタこだわりも

 フジテレビの土曜朝の情報番組「めざましどようび」(めざど、午前6~同8時半)のメインキャスター、久慈暁子アナウンサー。学生時代はファッション誌のモデルなどで活躍したが、アナウンサーへの道を選んだ。同番組や仕事に取り組む姿勢、インスタグラム、ファッションなどについて聞いた。

 ◇インスタグラムのこだわりは「きれいな写真」

 岩手県出身の久慈アナは青山学院大学卒業後、2017年に同局入社。特技は水泳と書道。現在は「めざましどようび」のほか、「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)の月、火、木、金のみにキャスターとしても出演している。

 久慈アナというと、公式インスタグラムのフォロワー数が41万人超。こだわりについて聞くと「加工ができるカメラアプリはそんなに使わないようにしています。携帯のカメラで撮って、明るさの調整ぐらい。フィルターをかけたりしていない。インスタは文章より写真だと思っているので、いかに写真をきれいに載せるかということを意識しています」と答える。

 クローゼットの中で多いアイテムは「スカートやワンピース」と楽しそうに話す。意外にも「学生時代にたくさん買った洋服を着回していて、最近は全然買っていません」と話し、「100万円入ったら何に使うか」の質問には「貯金」と答えるなど、実直な一面をのぞかせる。女性として気を付けていることには「美容」と挙げ、「乾燥肌なので水をがぶがぶ飲むようにしています。美顔器を使ってケアもしています」と語る。

 ◇アナウンサーへの道は母親の影響 原稿読み&表現方法の面白さにハマる

 久慈アナは入局前の2014年に「旭化成グループキャンペーンモデル」を務め、同年8月に女性ファッション雑誌「non-no(ノンノ)」(集英社)のモデルを決める「第45回non-noモデルオーディション」でグランプリを受賞。同誌2014年11月号〜17年4月号で専属モデルも務めていた。

 久慈アナの母親は、岩手放送の元アナウンサーだ。久慈アナがアナウンサーを目指したのは「母の影響が強かったです。私にとってはアナウンサーという職業が身近にあり、選択肢の中の一つにありました」と振り返る。そして「在学中に出演したサッカー番組で原稿を読むことになり、声色を変えるだけで伝わり方が変わるんだって思えたのが本当に面白かった」と話す。

 さらに「写真を撮影していただいて洋服を表現する仕事も楽しかったのですが、一面的に感じている部分がありました。アナウンサーにはさまざまな伝え方があると知り、そこにひかれました」と、楽しそうに理由を説明する。

 ◇取材は「刺激」 西山喜久恵アナの言葉を胸にスタジオへ

 アナウンサーになって一番うれしかったことは「小さい頃から見ていた『めざましテレビ』『めざましどようび』に関われていること」だ。「めざましテレビ」ではスポーツコーナーを担当。「選手たちに密着取材をさせていただいたり、私生活や考え方を聞かせていただく機会があります。第一線で活躍されている方のお話はいつも刺激になっています。アナウンサーならではの仕事だと思うので、とても喜びを感じています」

 「めざましどようび」のメインキャスターは今年4月から担当。はつらつとした笑顔と声で視聴者を楽しませている。しかし、当初は「不安に思う部分がたくさんあったのですが、西山喜久恵アナから『楽しんでやってね!』ってアドバイスをいただいたんです。楽しむことが重要なんだって教えていただきました」という。

 スタジオに入る前に「必ず、西山アナの言葉を思い出すようにしています」という久慈アナ。自身が楽しむことで、視聴者にも楽しんでもらえるよう努める姿に今後も期待だ。

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