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森星:マイスリッパ持参やビンの再利用で「小さなハピネス生まれる」 サステナブル生活明かす

 モデルの森星さんが11月4日、大阪市内で開催されたイベント「ELLE WOMEN in SOCIETY(エル ・ウーマン・イン・ソサエティ)大阪」のスペシャルセミナーに出演。飛行機やホテルにマイスリッパを持参したり、菓子の容器を再利用したりするなど、資源の削減やリサイクルを意識した生活をしているといい「いろいろ包装されている容器や、(使い捨ての)アメニティーやスリッパが(無駄ではないかと)気になっちゃうので、身近なところから始めてみました。ビンのラベルを剥がす作業は面倒ですけど、それができたら思い入れも生まれるし、不便ながらも小さなハピネスが生まれるんです」と、茶葉入れにリサイクルしたビンの写真を見せながら語った。

 また生ゴミは「特に捨てるのに罪悪感がある」といい、生ゴミを土に分解する「コンポスト」を自宅に設置。「日々、実験みたいですごく楽しいです」と「楽しみながらサステナブル(環境保全に配慮した取り組み)」な生活の一部を明かした。

 この日、森さんが登場したセミナーは「ファッションも仕事も! 今、楽しみながらサステナブルに生きるために」と題され、「サステナブル」について、森さんとリサイクル会社「日本環境設計」の岩元美智彦会長が語り合った。岩元会長は、何度でもリサイクルが可能なTシャツなど、最先端のリサイクル技術を紹介した。

 森さんがサステナブルを意識したのは、モデルとして活動する中で「自分ができることで、いい循環をもたらせることは何だろう」と考えはじめたのがきっかけ。そこで食に興味を持ち、イベントでフードトラックを出した際、大いに反省することが起きたという。「なるべく無駄の少ないモノづくりを勉強したかったのに、無意識にゴム手袋を変えては捨てていたんです。『何をしても無駄って出るんだ』と思い、究極には『生きるって無駄だ』ってところまで落ちました」と苦笑しつつ、当時の心境を話した。

 さらに「自然と共存しなきゃいけない時代が本当に来ているけど、未来は暗いのではなく、岩元さんのようなすてきなイノベーションをやってくれる人もいるので、明るい未来が待ってると思います。これから何をしていくのかということを、私も一緒に勉強しながら変えていけたら。そこには小さな幸せが、いっぱい詰まってると思います」と呼びかけた。

 「ELLE WOMEN in SOCIETY」は、女性ファッション誌「ELLE(エル)」(ハースト婦人画報社)グループが主催する、働く女性たちを応援するスペシャルイベント。2014年から東京で行われ、今回初めて大阪で開催された。「~New Era,New World~ 新時代の女性を生きる」をテーマに、令和時代の働き方の提案から最新のヘアアレンジまで、多彩なコンテンツが繰り広げられた。

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