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二階堂ふみ:「生理ちゃん」で時代の変化実感 「男性も見て」

 女優の二階堂ふみさんが11月9日、東京都内で行われた主演映画「生理ちゃん」(品田俊介監督)の公開記念舞台あいさつに、品田監督らと登場。原作は小山健さんの同名マンガで、監督と共に男性が制作に携わっている。「生理に対する世の中の変化を実感することは」と聞かれた二階堂さんは「(生理は)女性が生きていたら向き合うこと。原作(の小山さん)と監督が男性で、新しいと思いました」と語った。

 映画については「女性VS男性とかではなく、他人のつらさや痛みを自分のものさしで計るのではなく、気持ちに寄り添ってあげたいというメッセージが込められている。女性、男性、皆様に見てもらいたい」と期待していた。

 舞台あいさつには、共演の伊藤沙莉さん、松風理咲さん、須藤蓮さんも出席。「生理に対する世の中の変化を実感することは」と質問された伊藤さんは「自分自身の周りに、こういう日だからきついとかって言うと、周りの反応は違うかも」と回答。松風さんも同じ質問をされ、「高校時代の同級生から面白そうと言っていただけたり、うれしいなって思いました」と答えた。

 映画は11月8日から公開。突然やってくる“生理ちゃん”に振り回されながらも、仕事や恋にひたむきに生きる女性をコミカルに描く。中国やタイなど6カ国、8地域で上映されることも決定しており、二階堂さんは「国によっては独自の文化があると思います。各国の女性を集めて(生理について)話したい」と意欲を見せ、伊藤さんも「(生理に対する)男性の反応が文化の違いでどう変わるのか、気になりますね」と語っていた。

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