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フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前4時55分)で、月・水~金のサブキャスターを務めている井上清華アナウンサー。2018年に同局に入社し「落ち込んで反省することも多いですが、毎日が楽しいです!」と語る井上アナに、「めざましテレビ」に出演して約1年の反響、仕事への思い、今後の目標などについて聞いた。
◇アナ目指すきっかけは熊本地震 先輩だったTBSアナの存在も
井上アナは福岡県出身で、青山学院大学に在学中に日本テレビ系のニュース番組でお天気キャスターを務めていたが、“伝えること”の難しさを感じていたという。そんな中、2016年4月14日に発生した熊本地震がアナウンサーを目指すきっかけの一つになった。「オンエア直前に地震が起こり、スタッフの方の中には、家族と連絡が取れず心配されているのにもかかわらず、懸命に情報を伝えようとする方もいて、その姿を間近で見て、伝える仕事の素晴らしさを感じました」と振り返る。
きっかけのもう一つは、大学時代に所属していたサークルの先輩、TBSの日比麻音子アナウンサーの存在だ。「日比さんは私の二学年先輩で、私が入学した当初から仲良くさせていただいている方。日比さんから、アナウンサーへの道を勧められ、『インターンに行ったほうがいいよ』とアドバイスをされました。そして、インターン、試験でさまざまな経験をさせていただくうちに、アナウンサーになりたいという思いを強めていきました」と明かす。
◇「発声練習とストレッチ」が出勤前のルーティンに
井上アナは2018年4月に入社し、同年10月から「めざましテレビ」に出演。「友人や家族から、たくさん連絡をもらいましたし、街で声を掛けていただく機会が増えました」とにっこり。中でも「母の知り合いのお母様が病気で入院されていた時に、番組で私のことを見て『元気をもらっていた』と、母伝てに聞きました。伝えるという仕事に、さらに意義を感じ、とても励みになりました」と明かす。
「めざましテレビ」の放送は午前4時55分から。起床は深夜2時半だ。アナウンサーは、通常、出勤してから発声やストレッチを行うが、井上アナは、出勤前の自宅で「発声練習とストレッチをする」のがルーティンになっているそう。
そして、番組に出演する際に大切にしているのは、情報番組「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜午後1時45分)に出演している安藤優子キャスターから研修で教わった「言葉と気持ちが乖離(かいり)してはいけない」という言葉。加えて「スタッフから言われた『自然体で』ということも大事にして」本番に臨み、元気良くお茶の間にニュースや情報を伝えている。
◇目標は「任せてもらえる」アナウンサー
「普段はインドア」という井上アナは、アナウンサーになって「なかなか入ることができない場所で取材ができたり、立ち会えないであろう歴史的瞬間に立ち会えたり、いろいろな方に出会えたり。落ち込んで反省することも多いのですが、毎日が楽しいです!」と、元気いっぱいの声で語る。
自身の個性についても聞くと「特徴がなく、これからじっくり見つけたい」と語りながらも、「『老若男女、誰とでも仲良くなれるよね』『話しやすい空気を作るのが上手』と、褒めていただいたことがあります。街頭インタビューをさせていただく際には、自分がされる側に立ってみて、話しやすい空気を出すことを大切にしています」と、明かした。
今後の目標については「番組に出演する1人のアナウンサーとして、『これが井上に適任だ』って言っていただけて、(コーナーなどを)任せてもらえるようなアナウンサーを目指したいと思います!」と力強く語っていた。
井上アナは、12月30日午後6時から放送の特別番組「最強スポーツ統一戦2019」などにも出演する。