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井桁弘恵:仮面ライダー役で話題のモデル ゼクシィCM出演で「この世界でやっていいんだ」と自信に

 女性ファッション誌「MORE(モア)」(集英社)をはじめ、さまざまなファッション誌でモデルを務める井桁弘恵さん。9月に放送がスタートした令和初の仮面ライダー「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系、日曜午前9時)で、シリーズ初の番組開始から変身する女性仮面ライダー、刃唯阿(やいば・ゆあ、仮面ライダーバルキリー)を演じ、注目されている。同シリーズの最新映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」(12月21日公開)にも出演する井桁さんの素顔に迫った。

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 井桁さんは1997年2月3日生まれ、福岡県出身の22歳。小学生の頃にバレエを習っていた経験から、「人前に立つ」ということに漠然と憧れを抱いていたといい、2012年に行われた10代のミスコンテスト「2013 ミス・ティーン・ジャパン」に応募し、サマンサタバサ賞を受賞した。

 「コンテストでは特技披露のコーナーがあったんですけど、他の応募者の方が歌やダンスを披露する中、私は何も見せるようなものがなかったから、スピーチをした記憶があります」と笑い、「内容は『なぜ人前に立ちたいと思ったか』で、今思えばよくしゃべりだけで行こうとしたなって思うんですけど」と思い返して、恥ずかしがる。

 当時の井桁さんからすると、モデルとしての活動や、女優として「仮面ライダー」を演じる日々は「全く予想できなかったもの」。そんな井桁さんがここまでの芸能活動で「転機」に挙げるのが2018年、結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)の11代目CMガールへの起用だ。

 「この仕事をこの先もやっていこうと思えたのがゼクシィのCMで、同い年の友達がちょうど就職活動を始めたタイミングでもあったし、私も『どうしようかな』って悩んでいた時期にCMが決まって、しっかりと務めなくてはいけないっていう責任感も芽生えました。『私もこの世界でやっていっていいんだ』って自信にもつながりました。本当に大きなきっかけをいただけたと思います」と感謝した。

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 現在は「モアモデル」と「仮面ライダー」という両極端な“二足のわらじ”状態。井桁さんは「今はやりたいことがありすぎて、『コレ!』って選べないくらい。いただいたお仕事は何でも全力でやりたいっていうのが正直な気持ち」と力を込める。

 「今回『仮面ライダーゼロワン』で、今までの自分のイメージになかった男っぽい、かっこいい役をやらせてもらって。この役を1年続く撮影の中で自分のものにできたら、きっと役の幅も広がると思いますし、真逆の女の子らしい役にも、またチャレンジできたらなっていう気持ちも膨らんではきていて。あとはバラエティーにももっと出てみたいですし、『仮面ライダーゼロワン』が終わる頃には、もっともっといろいろなことをやってみたいっていう気持ちが爆発しそうな気がしています」と目を輝かせた。

 またストレス発散が「食べること」という井桁さん。「一時期は体を絞ろうと思って食事制限をしてみたんですけど、そうすることで気持ちが不安定になったりもしたので、それからは食べたいときに食べたいものは食べ、その分、夜はストレッチをしっかりするとか、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりした次の日は、なるべく野菜やフルーツを多めに取ったりすることを心掛けています」と明かす。

 優先すべきは「心の安定」で、「心が安定しないと仕事も頑張れないですし、美容にも気が回らないと思うので」と持論を語り、「あと気をつけているのは、メークはちゃんと落とそうっていうこと。撮影の日は疲れてそのまま寝たくなるんですけど、その日の汚れはその日のうちにってね」と笑顔を見せた。

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