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今週のイケメン:綾野剛が北川景子とバディーに 稲垣吾郎が31年ぶり朝ドラ出演 前編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(1月21~27日)は、綾野剛さんの主演映画が公開される話題、稲垣吾郎さんが放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」に出演する話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 綾野さんが、中山七里さんのクライムサスペンス小説「ドクター・デスの遺産」(KADOKAWA)を映画化した「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」で主演することが1月27日、明らかになった。綾野さんは主人公の警視庁捜査1課の敏腕刑事、犬養隼人を演じる。また女優の北川景子さんが、犬養のバディーである冷静沈着な刑事、高千穂明日香役で出演することも明らかになった。「神様のカルテ」「そらのレストラン」などで知られる深川栄洋監督が手がけ、2020年11月に公開される予定。

 映画は、終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生し、捜査に乗り出した犬養と高千穂が、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在にたどり着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘の沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまい……というストーリー。

 綾野さんは「禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません。撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか? と自問自答の日々でした」とコメント。北川さんについて「大きな支えとなり現場を包み込んでくれた」といい、「2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります」と話している。

 稲垣さんが、放送中の朝ドラ「スカーレット」に出演することが1月22日、明らかになった。稲垣さんが朝ドラに出演するのは、1989年前期放送の「青春家族」以来、約31年ぶりで、主人公の喜美子(戸田恵梨香さん)が病院で知り合う医師の大崎茂義を演じる。茂義は、喜美子の息子・武志が病気になった際の主治医で、穏やかで親しみやすい性格。武志と喜美子を精神面でも支える。3月上旬放送の第22週から登場する。

 稲垣さんは朝ドラへの出演を「大変感慨深いものがあります」とし、「喜美子と息子・武志の支えとなる医師をしっかり演じていきたいと思います」と意気込んでいる。

 ドラマを手がける制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーは「ヒロイン・喜美子にとって、息子の病気というこれまでにない苦難に、ともに立ち向かってくれる医師は、物語終盤のとても大切な役どころです。医師としての信頼とともに、少し型破りなところも感じさせる個性的な人物。柔らかさと強さをもって演じていただければ、と大いに期待しております」と話している。

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