あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
米国の人気リーガルドラマ「SUITS/スーツ」のスピンオフドラマ「SUITS:ジェシカ・ピアソン」が、2月1日からU-NEXTで独占配信されている。全10話。ニューヨークの大手法律事務所の所長だったジェシカ・ピアソンが活躍の場をシカゴの政界に移し、困窮するシカゴ市民のために腐敗した権力に立ち向かう姿を描く。
◇弁護士資格をはく奪され…
ドラマは、米国で2018年に放送された「SUITS/スーツ」シーズン7の最終話から続くストーリー。シカゴに転居し、恋人マローン(D.B.ウッドサイドさん)と暮らしていたジェシカ(ジーナ・トーレスさん)は、シカゴ市を相手取った住宅訴訟で相手の策略にはまり、シカゴでの弁護士資格を失ってしまう。そのジェシカに、敵対していたはずのシカゴ市長ノヴァク(モーガン・スペクターさん)が自分の右腕にならないかと持ち掛ける。ジェシカはそのオファーを受け、市の再開発計画で家を失いかけている自身の親戚や地元住民のために奔走するというストーリー。
日本で2018年に放送された織田裕二さん主演のリメーク版では、鈴木保奈美さんがジェシカに当たる役を演じていた。
◇ジェシカの知られざる素顔も
法曹界と政界では、当然ながら勝手が違う。しかし、ニューヨークの大手法律事務所の所長を務め、生き馬の目を抜くようなくせ者たちを相手に戦ってきたジェシカのこと。たとえ市長の部下になったからといって、彼の「駒」になるような女性ではなく、得意の交渉術を武器に、強く、賢く、しなやかに立ち回っていく。
半面、「ニューヨークでは指を鳴らすだけで何でも思い通りにできた。それがシカゴでは通用しない」と、「SUITS/スーツ」では決して吐かなかった弱音を恋人に吐いたり、ゴージャスな自宅でフィットネストレーニングに励んだりするなど、彼女の知られざる素顔を垣間見ることもできる。
(りんたいこ/フリーライター)