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女優の泉里香さんが出演する連続ドラマ「隕石家族」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)が放送中だ。同作は、巨大隕石(いんせき)の接近で地球滅亡まであと半年の運命にある東京が舞台の“スペクタクルホームドラマ”。女優の羽田美智子さん主演で、羽田さん演じる門倉久美子の娘・美咲を演じる泉さんが、自身の役どころや撮影の裏話などを語った。
ドラマは、夫の和彦(天野ひろゆきさん)、長女の美咲(泉さん)、次女の結月(北香那さん)、姑(しゅうとめ)の正子(松原智恵子さん)と一軒家で平凡な毎日を過ごす主婦の門倉久美子(羽田さん)が、ある日突然、主婦卒業と恋愛宣言をして……という物語。
今回、門倉家の長女・美咲を演じた泉さん。自身は兄と姉がいる末っ子だといい「実際、私と姉とは5歳離れているので、じゃれているという感じではなかったですね、ちょっと子供に見られていた気がします。門倉家では長女として、毎日新鮮に楽しく過ごさせていただきました」という。
北さんとの姉妹役は楽しかったと言い、「妹の結月(北さん)が私の後ろをずっと付いて来るシーンがあるのですが『あー、こんな妹がいたら可愛いなあ』と感じました。ケンカするシーンやベッドでじゃれているシーンも『楽しい!』と思いながら演じていました」と撮影を振り返った。
また、撮影の合間には美咲の父・和彦役の天野さんが、出演者やスタッフに手料理を振る舞う場面もあったという。
そのエピソードを「パパ(天野さん)と2人でロケ後、門倉家で『豚汁を作ってスタッフに振る舞おう』となり、近くのスーパーへ買い出しに行きました。『私も手伝う~』なんて言っておきながら、出来上がった豚汁を食べていました。天野さんが、『デザートにフレンチトーストも作るから』と、フランスパンも買い、私は『料理上手の天野さんに教えてもらおう!』と意気込んでいたのですが……。私がお昼のお弁当を食べている間に天野さんがパパッと作られて、結局また出来上がりを食べていましたね」とおちゃめに語り、「その後、ちゃんといただいたレシピ本で復習しています!」と話した。
泉さん演じる美咲は「一流大学を出て、中学の教師」を務めており、「大食いなのにスレンダー」「ズバズバストレートに言葉にするタイプ」「超モテるのに男性との恋愛経験なし」という役どころ。
「この作品はご飯を食べるシーンが多いのですが、(門倉家の)家族も(結月の恋人の)翔太役の中尾暢樹君もみんな現場で本当に食べているんです。出てくるご飯がおいしくて!」と話し、「美咲は大食いでいっぱい食べるシーンがあるのですが、食べるフリとかではなく、ずっと食べていますね。だからか、この前スタッフさんに『珍しいですよ、女優さんで消えモノを食べ続けるって』と言われちゃいました」と撮影の裏話を明かした。
また役柄と自身との共通点については「しっかりしているし、強めの口調は思いやりと優しさの裏返しという、愛らしい性格の美咲なんですが、物事をストレートに言うところは似ていると思いますね!」と話す。
一方、「実際の私は心配性で、『心配』だから『ちゃんとする』の繰り返しで、日々ビビりながら生きています」と臆病な一面も告白。
また美咲の性格も話が進むごとに変化していると言い、「私が演じる門倉家の長女・美咲は最初から強めなキャラクターだとは思っていたのですが、話が進むにつれて、ちょっとドSっぽくパパをいじめるようになってきたので『美咲がどんどん過激になっている!』と思いつつ台本を読み進めました。パパの心にグイグイと踏み込んでいくところも美咲の可愛さでもあるので、そこを皆さんにも楽しんでいただけたらと思っています」とその魅力を語った。
第3話では、マザコンでいまだ母・正子(松原さん)の言いなりの和彦(天野さん)が、遅すぎた反抗期を迎えようとする。一方、長女の美咲(泉さん)は中学時代の恩師であり、現在、同じ中学の教師仲間である森山(遼河はるひさん)を慕い、残りの4カ月を一緒に過ごすつもりでいたのだが、森山が疎開すると聞かされ……と展開する。