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斉藤舞子アナウンサー
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斉藤舞子アナウンサー

フジ斉藤舞子アナ:記者経験積み“自分の言葉”で伝えるアナウンサーへ 昼の報道「Live News days」キャスター

 フジテレビの昼の報道番組「Live News days」に出演している斉藤舞子アナウンサー。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在アナウンサーも曜日担当が振り分けられており、斉藤アナは同番組で月・火曜のキャスターを務めている。視聴者に聞き取りやすいリズムとクリアな声質で的確にニュースを伝えているが、2018年4月から2020年3月まで社会部で記者を兼務したことで「二次元に感じていたニュース原稿を立体的にとらえることができるようになりました」と言葉に力を込める。「自分の言葉で話すキャスターやアナウンサー」を目標とする斉藤アナに、アナウンサーを目指すことになったきっかけ、日ごろのルーティン、仕事にかける思いなどを聞いた。 

 ◇中野美奈子の存在が転機の一つに

 斉藤アナは北海道出身。慶応大学卒業後、2004年に同局に入社し、これまでバラエティー番組や情報・報道番組などで幅広く活躍してきた。

 斉藤アナは学生時代について「人前で話すことが得意ではなかった」と振り返りつつ、「率先して輪の中に入っていくタイプではなく、どちらかというと人の話を聞いて笑っている学生で、人前で流ちょうに話す人に憧れを持っていました」と明かす。

 そんな、斉藤アナに転機が訪れた。慶応大学で、同局のアナウンサーだった中野美奈子さん(2012年に退社)の存在を知った。「中野さんは私の2年先輩なのですが、すでに有名人でした」と語り、入社1年目に「めざましテレビ」情報キャスターに抜てきされた中野さんの活躍を憧れのまなざしで見ていたという。

 中野さんとフジテレビでも先輩後輩という間柄になった斉藤アナ。「デスクが隣になったこともあるのですが、後輩なので恐縮してあまり本音で話すことができませんでした」とさみしそうに語り、「でも、中野さんが退社されるときに『ずっと舞ちゃんらしく、明るく頑張ってね』と書いてくれた手紙をいただきました。私のことを見てくれていたのがうれしかったです。今でも(デスクの)引き出しに入れて、大事にしています」と声を弾ませた。

 ◇福井謙二から伝えることの大事さを学んだ

 「上司や先輩からの教えで大切にしていること、守っていること」を聞くと、斉藤アナは「伝えることが大事」と挙げる。実は、入社5年目のときに「なかなか上手に話せない、フリートークも苦手。原稿を読むことにも緊張がとれない」といった悩みを抱えていたという。そこで、当時、上司だった福井謙二さんに相談した。

 福井さんから「アナウンサーはカメラの前に立って、視聴者に情報を届ける職業だが、どんなにきれいに着飾ってメークをしていても、中身がないと何も伝わらない。緊張するのなら、目の前のカメラのことを両親や家族、大切な人だと思って『こういう内容なんですよ』って話しかけるように伝えなさい」とアドバイスを受けた。

 斉藤アナは「その言葉に衝撃を受けました。福井さんに感謝しています」と口にしながら「それまでは上っ面ばかりで台本にあることをきれいに読むことしか考えていませんでした。若いときは『可愛いな』『華がある』とかそういったところばかりを気にしていたのですが、中身を根本から鍛え直そうと(笑い)。それから意識が大きく変わりました」と、「伝える」ということに向き合うようになった。

 ◇記者経験で「自然に言葉を表現」 プライベートの服装に変化も…

 斉藤アナは2014年7月からお昼の報道番組「FNN スピーク」(2018年3月に放送終了)でメインキャスターも務めた。スタジオで滑舌よく的確にニュースを伝えてきたが「心のどこかで報道現場をきちんと経験しないまま、ニュースを読むことにどこか、もどかしさと葛藤を感じていました」と、当時の思いも吐露した。

 2018年4月から社会部で記者を兼務することになった。何度も現場に赴き取材を重ね「二次元に感じていたニュース原稿を立体的にとらえることができるようになりました」と、ニュースの事案の全体像を把握することができるようになったという。さらに、「自分で経験したことはやはり表現しやすく、言葉が湧き出てくる」と実感した。

 自らニュース原稿を書いたこともあるといい「書き原稿は読みやすいように書きますが、話し言葉とは違います」と語り、記者時代の経験からニュース原稿の裏にある「記者のみなさんの熱意や汗、苦労」を理解したため「なるべく原稿を変えずに、記者が書いた原稿を緩急やトーンを変えて音として声で伝わりやすいようにしています」と思いも語った。

 また、プライベートの服装では、以前は白やパステルカラーのものを着ていたが、兼務時代に紺色のアイテムを着る機会が増え「いつ現場に駆けつけてもいいようにパンツスタイル、ジャケットを持っていました。それに慣れてしまいました」と笑っていた。

 ◇「私だって認識されなくてもいい」 聞きやすく分かりやすいが「大事」

 斉藤アナは「10年後も報道に携わっていたいです」と話し、そのために「朝、新聞全紙を読んで情報収集し、電話で取材をさせていただくこともあります。それからメークをして出社」をルーティンとしている。目標とするアナウンサー像は「自分の言葉で話すキャスターやアナウンサーです。自分の言葉で切り開いていく姿はかっこいいなと思います」と話しつつ「私だって認識をされなくてもいいので、この人のニュースの読み方は、聞きやすい、分かりやすいと(視聴者に)思っていただけることが大事。そういうアナウンサーを目指しています」と、ほほ笑んだ。

 出演する「Live News days」については「30分弱の放送ですが、ニュースの量の多さが魅力だと思います。そのため、ニュースをコンパクトに分かりやすく伝えることが大事だと思っています。お昼時ということもあり、料理や食事をされていたり、今はお子さんと一緒に何かをしているといった方が多いと思うので、番組を見てくださっている方には、ニュースを分かりやすく聞き取ってもらえるよう、話しかけるように伝えようと心がけています」と語っていた。

 「Live News days」は毎週月~金曜の午前11時半~同55分、土日は午前11時50分~正午に放送。

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