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矢方美紀:乳がん治療と仕事の両立、夢への挑戦… 等身大の姿を映した「乳がんダイアリー」特番放送へ

 乳がんと診断され、2018年4月に左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けたアイドルグループ「SKE48」の元メンバー、矢方美紀さんの映像日記を基にした特別番組「BS1スペシャル『乳がんダイアリー 矢方美紀 2020 ~夢をあきらめない~』」が、NHK・BS1で8月9日午後10時から全国放送される。

 矢方さんは2018年1月、当時25歳で乳がんの告知を受け、手術により左胸を全摘出。NHK名古屋放送局はその直後から、治療の日々を矢方さん自らの“自撮り動画”で伝える映像日記「#乳がんダイアリー 矢方美紀」をスタート。約2年にわたるがん治療の経過や日々の思いをつづった映像日記は、NHKの特設ホームページで公開され、今年6月29日に“最終回”を迎えた。NHKではこのほかにも、映像日記から生まれたトピックを「ミニ番組」や「ドキュメンタリー」として多数放送してきた。

 今回の番組では、矢方さんの2年間の映像をドキュメンタリーとして放送。治療と仕事の両立や夢への挑戦など、乳がんとともに歩む20代女性の等身大の姿を映し出す。

 矢方さんは「今回、約2年間取材してくださった私の映像をドキュメンタリーとして放送していただきます。病気に無知な私自身、取材や自撮りの動画を通して『乳がん』という病気を理解し、治療を続けてきました。この私の姿が、たくさんの方に届いた時にいったいどんなふうに映るんだろう?と、正直なところ不安もありましたが、番組を通してたくさんの出会いがあり、視聴者の皆様からメッセージをいただき、“自分”という存在に少しずつ自信が持てました」とこれまでを振り返り、「この2年間は、私の人生にとって、変わるきっかけとなり、『生きる』ということに向き合い、考えることができたとても深い時間でした。これからも、夢とそして自分の病気に向き合って生きます」と思いを語っている。

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