乃木坂46樋口日奈：ロングヘアをバッサリ30センチカット、“覚悟”の黒髪ショートに　新春ドラマ「教場2」で生徒役

　アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」（仮）に警察学校の生徒役で出演する。樋口さんは今回の役作りのため、デビュー以来守ってきたというロングヘアを約30センチカットし、黒髪のショートヘアになり、ビジュアルが公開された。木村さん演じる“最恐”の教官・風間公親（きみちか）の厳しい訓練に立ち向かう生徒・坂根千亜季（さかね・ちあき）を体当たりで演じる。

　樋口さんは「私はデビュー以来ロングヘアを守ってきたんですが、この役のために30センチくらいバッサリ切りました」と役への覚悟を明かし「（乃木坂46の）メンバーに会ったときは最初誰だか分からないって言われて（笑い）。でも、『ショートの方がいいかも』って言ってくれるメンバーもいたり、どんな反応があるか少し不安もあったんですが、予想以上の反響に驚きました」とメンバーの反応を明かした。

　また「ファンの方からも『似合ってる』と言ってもらえて、こういう機会がなければ黒髪のショートカットにすることはないので、運命的な巡り合わせで自分を変えることができて、いい経験になりました」と話している。

　ドラマは長岡弘樹さんの小説「教場」シリーズ（小学館）が原作。警察官を目指す者が通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマとして放送され、今回が第2弾。

　樋口さんは「第1弾の『教場』を見ていたので、マネジャーさんから出演のお話を聞いた時は、風間教官の顔がすぐに浮かんで、自然と両膝に手を置いて、背筋をピシッと伸ばして、『はい！』と返事をしました。あの緊張感や世界観が分かっているからこそ、大きな作品に携われるということへのうれしさと同時に、覚悟して臨まなければならないと気が引き締まりました」とオファーを受けた際の思いを語り、「全身全霊を懸けて、一生懸命頑張りますので、みなさんに楽しみにしてほしいと思います。どうかよろしくお願いします！」と気合十分に話した。

　樋口さんのほか、生徒役で福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦（ごうどん）さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さん、人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが出演する。