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女優の石田ゆり子さんが12月4日、東京都内で行われた映画「サイレント・トーキョー」の初日舞台あいさつに佐藤浩市さん、西島秀俊さん、中村倫也さん、広瀬アリスさん、井之脇海さん、勝地涼さん、波多野貴文監督とともに登場した。東京都内のおすすめエリアとして世田谷を挙げ、「自分のソウルタウン」と表現して会場をなごませた。
この日は観客が入った舞台あいさつで、石田さんは満員の観客を見つめて「とても久しぶりで感動しています」とあいさつ。「コロナ禍になって、ずっとお客さんがいないまま宣伝活動をしてきた。皆様、全員マスクをされていますけど、よく来てくださったなと思って本当に感動しています」と話した。
海外の友人などを案内したい東京の観光スポットを問われると「東京出身なんですけど、父の仕事の関係でいろんなところで育ったので、意外に知らないエリアがたくさんある。文京区とか、うとい。自分の得意な世田谷区、玉川高島屋あたりを攻めたい」と笑い、「あそこはもう、自分のソウルタウン? 心の街? そのあたりを、ちょっとご一緒したい」とほほ笑んだ。
イベントでは、今年、俳優40周年を迎え、10日に60歳の誕生日を迎える主演の佐藤さんを登壇者が質問攻めにした。石田さんが「女性の好きな仕草は?」とたずねると、困り顔を見せたり、新型コロナウイルス対策のアクリル板をつかんだりしながら、「女性が女性っぽい仕草をしても何も思わない。逆に、キレイな化粧をしているのに『ックション!』って鼻をかむ姿などを見ると可愛いなと思う。『あ、人間っぽいとこが見られたな』って」と答えた。
映画は、「アンフェア」シリーズなどで知られる人気作家・秦建日子さんがクリスマスの名曲「Happy X-mas (War Is Over)」にインスパイアされて執筆したサスペンス・エンターテインメント小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」の実写化。クリスマス・イブの東京で突如発生した未曾有の連続爆破テロ事件と、事件に巻き込まれた人々の群像劇を描く。