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特集ドラマ「うつ病九段」(NHK BSプレミアム)に本人役で出演する宇賀なつみさん=NHK提供
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特集ドラマ「うつ病九段」(NHK BSプレミアム)に本人役で出演する宇賀なつみさん=NHK提供

宇賀なつみ:「全く想像できなかった」 NHKドラマに本人役で出演

 フリーアナウンサーの宇賀なつみさんが。12月20日午後9時から放送される特集ドラマ「うつ病九段」(NHK BSプレミアム)に、本人役で出演する。2019年までテレビ朝日のアナウンサーだった宇賀さんは「NHKドラマに自分の役で出演する日がくるなんて、全く想像できませんでした。(原作者の)先崎さんからいただいたご縁に感謝しております。どんな様子なのか、温かく見守っていただけたらうれしいです」とコメントしている。

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 ドラマは、現役のプロ棋士として活躍する先崎学九段が、うつ病と闘う日々をつづった手記「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」(文藝春秋)が原作。先崎さんは「闘病中、つらい朝に宇賀さんの番組(テレビ朝日の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』)を見て、とても励まされました。これからも元気でご活躍ください。酒豪とお聞きしております。お互い飲みすぎに気をつけて、頑張りましょう!」とコメント。

 宇賀さんも「オファーをいただいたときは、おそれ多く、不安もありましたが、こんな私でも、誰かの役に立つことがあるのだと、今まで歩んできた道に、自信を持つことができました」と話している。

 ドラマは、将棋界で起こった不祥事への対応や映画の監修に追われるなど休みのない日々を送っていたプロ棋士・先崎(安田顕さん)がうつ病を発症し、精神科医の兄・章(高橋克実さん)が推薦する病院に入院。囲碁のプロ棋士でもある妻・繭(内田有紀さん)、娘・春香(南沙良さん)に支えられ、壮絶な闘病の末、退院するが、うつ病で将棋のルールをまったく理解できない頭になっていた……という内容。

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