カマラ・ハリス次期米副大統領が表紙を飾った女性ファッション誌「ELLE Japon」2月号
カマラ・ハリス次期米副大統領が、12月28日発売の女性ファッション誌「ELLE Japon(エル・ジャポン)」(ハースト婦人画報社)2月号の表紙を飾ることが12月25日、分かった。ハリスさんが日本の女性ファッション誌に登場するのは初めて。ワシントンD.C.で撮影されたスーツ姿でほほ笑むハリスさんの表紙写真は、同誌アメリカ版、フランス版の表紙に採用されている。
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女性として、アジア系アメリカ人として、アフリカ系アメリカ人として初めての米副大統領となることなどから話題を集めているハリスさん。同誌の小脇弥香編集長は、ハリスさんの表紙起用について「何かを切り拓く人を支持し、応援することが『エル』という媒体のコンセプトの一つです。カマラ・ハリス氏は、そのコンセプトにおける最も象徴的な人物であり、ガラスの天井を破ることのできる人物だと感じましたし、日本の女性たちに対してのエールになると思い彼女を表紙にすることを決めました」と説明している。
同号には、選挙直前に行われたハリスさんへのインタビューを4ページにわたり掲載している。ハリスさんは、幼少期に両親と共にデモに参加していた際、ハリスさんがベビーカーから滑り落ちたのを気づかなかった両親に対して激怒したエピソードなどを披露。「母によると、置き去りにされて怒り狂った私をなだめようと『どうすればいいの? 何が欲しいか言ってみなさい』と言ったら、私はこう答えたんですって。『あたしが欲しいのは“じゆう”よ!』」と明かしている。
また、自身にとっての「正義」について問われると「私にとって正義とは、誰もが生まれながらに与えられた権利である自由、平等、尊厳を実現すること。そのためには、まず団結する必要がある」「ただ同じ部屋にいるたけではダメ。(中略)そこにいる全員の意思が尊敬され、同等の発言力をもっていなければ」と持論を語っている。
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