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吉沢亮:私服が「不評」と嘆く 「オシャレだと思って着ているのに…」

 俳優の吉沢亮さんが1月2日、東京都内で行われた、主演映画「AWAKE」(山田篤宏監督、公開中)の「お正月舞台あいさつ」に、山田監督とともに登場した。棋士VSコンピューターの対局「電脳戦」に着想を得た同作にちなんで、2人は棋士の勝負服・和装で登壇。SNSなどでは、同作で吉沢さんが演じた、AI将棋にすべてを賭ける英一の“冴えない衣装”についての感想が多かったといい、吉沢さんは自身のファッションセンスについて語った。

 吉沢さんは「私服のセンスについては『冴えない』といまだに言われる。週刊誌にラーメンを食べている姿を撮られた際も不評でした。僕としてはダボッとした服が好きでオシャレだと思って着ているのに、若い女性にはダボッとした服はあまりウケない」と新春から肩を落とした。さらに、客席のファンに向けて「あれはオシャレなんです! 皆さんのセンスが僕に追いついていないんです!」と訴えていた。

 一方、劇中の衣装選びについて、吉沢さんは「すごく楽しかったですね。監督を含めみんなで話し合いながら選びました」と回想。「山田監督のこだわりも強かったから」と水を向けると、山田監督は「それは吉沢さんが(うまく)着こなすから……」と冴えない衣装も吉沢さんが着ると、よく見えてしまったと苦笑いしていた。

 映画は、2015年に行われた棋士VSコンピューターの対局「電脳戦」に着想を得て、山田監督が書き下ろした完全オリジナルの青春ストーリー。天才棋士・浅川陸(若葉さん)に敗れて棋士になる夢をあきらめた清田英一(吉沢さん)が、さえない大学生活を送っていたある日、ふとしたきっかけでAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだし、浅川と再戦を果たす……という内容。

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