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俳優の舘ひろしさんが、エッセイスト・阿川佐和子さんのトーク番組「サワコの朝」(MBS・TBS系、土曜午前7時半)の1月9日放送回にゲスト出演する。舘さんはデビュー当時の秘話や、故・渡哲也さんから石原プロモーションに入ることを反対されていたことなどを告白。また、今年1月に解散することが決定している石原プロへのあふれる思いなどを語る。
大学在学中に結成したオートバイチーム「クールス」を機に俳優の道を歩み始めた舘さんは、ドラマ「西部警察」に出演後、32歳の時に現在の石原プロに移籍。その後は、人気ドラマ「あぶない刑事」など多くのドラマや映画に出演。昨年は旭日小綬章を受賞した。
そんな舘さんは、名古屋の歴史ある旧家の長男として誕生。医師である父のもと、“医師になるものだ”と思って育ったと明かす。しかし高校卒業後、大学の建築学科に進学した舘さんは、在学中にオートバイチームを結成。おまけに“役者になりたい”という気持ちは全くなかったにもかかわらず、芸能界に進むことに。「演技は下手でしたし、生意気でしたから。全くやる気がないんです」と振り返り、デビュー当時の意外な秘話を披露。大嫌いだった映画の撮影を心の中で「○○」と呼んでいたと明かし、阿川さんを笑わせる一幕もあるという。
また“親方”と慕い続けた渡さんへの思いも告白。実は渡さんは、舘さんが石原プロに入ることを反対していたと言い、番組では舘さんに語られた“反対”の真意も明かされる。
そして石原プロは昨年、2021年1月を以て58年の歴史に幕を閉じることを発表。舘さんは「前から決まっていた」と言い、毎年恒例だった“石原軍団正月ハワイ旅行”や、石原裕次郎さんとの知られざるエピソードなどを披露。「石原プロってね、楽しいんですよ。おもちゃ箱みたいな」と石原プロへのあふれる思いを語る。