和田正人：箱根駅伝出場経験を生かして？　仙台育英・陸上部の練習に参加　宮城県の旅でグルメ、温泉も満喫

　俳優の和田正人さんが、旅番組「遠くへ行きたい」（読売テレビ・日本テレビ系）の3月28日放送の回に出演。和田さんは春の宮城を旅する。読売テレビで28日午前7時、日本テレビで同日午前6時半から放送。

　旅のはじまりは日本三景の一つ、宮城県松島から。まずは国重要文化財「瑞巌寺 五大堂」にお参り。そして今回、どうしてもチャレンジしたかったという熱気球体験へ。

　続いて向かったのは仙台市。大学時代、箱根駅伝に2度出場している和田さんは、ここで会いたかった大学時代の先輩がいるという。再会したのは現在、仙台育英高校陸上部の男子監督として生徒たちを育成している真名子圭さん。指導経験のなかった真名子さんだが、東日本大震災後、ひたむきに練習を続ける部員たちの姿に心を打たれて監督を引き受け、2019年全国高校駅伝競争大会で、男女同時優勝へと導いた。和田さんはその真剣練習に参加する。

　JR東北本線に乗って次に向かったのは名取市。地下水が豊富な名取では「仙台せり」がブランドとして注目されている。和田さんはせりの収穫を初体験。 ぬるぬるのせり畑で重労働をした後は、せり鍋を堪能する。

　さらに、東北地方を代表する伝統踊り「川前鹿（しし）踊」の練習を見学。勇敢な舞に感激した和田さんは、自身も装束をつけて一緒に鹿踊の練習に参加する。さらに名取川の上流・磊々峡（らいらいきょう）では、伊達政宗も愛したといわれる名湯・秋保（あきう）温泉へ。「秋保温泉 伝承千年の宿 佐勘」の湯につかり、仙台の地で出会った人とその魅力に感謝しながら旅を締めくくる。