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南野陽子:「生きる素晴らしさが描かれている」 映画「いのちの停車場」完成披露に

 女優の南野陽子さんが4月14日、東京都内で行われた吉永小百合さん主演の映画「いのちの停車場」(成島出監督、5月21日公開)の完成披露試写会に、明るい金髪姿で登場。小児がんを患う子供の母親を演じた南野さんは「娘が病に侵され、余命数日と言われたときに、なんとか生かしたいというお母さん。そのお母さんがどのようにして、気持ちを整理させるのか、かばっていくのか。そういうところが今回の役でした」と振り返った。

 映画は、現役医師でもある作家・南杏子さんの同名小説が原作。東京の救命救急センターに勤めていたが、ある事件をきっかけに、故郷・金沢の「まほろば診療所」で在宅医として働き始める医師・白石咲和子(吉永さん)が、戸惑いながらも、患者たちの願いや支える家族の思い、患者の心に向き合うことの大切さに気づいていく……というヒューマン医療ドラマ。

 南野さんは「この作品はいろいろな人の死、近づいた死、直面した死についてのシーンがいっぱい描かれている。見終わった感想は、生きるってなんて素晴らしいんだと。生きる素晴らしさと、どう生きるかがきちんと描かれています」と語っていた。この日のイベントには、吉永さん、西田敏行さん、広瀬すずさん、松坂桃李さん、石田ゆり子さん、小池栄子さん、みなみらんぼうさん、泉谷しげるさん、中山忍さん、田中泯さんも出席した。

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