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モデルの冨永愛さんが4月15日、伊藤忠商事東京本社(東京都港区)で開催された、同社によるSDGs(持続可能な開発目標)の発信拠点「ITOCHU SDGs STUDIO」のオープニングセレモニーに出席した。SDGsを意識したきっかけを「息子を産んだぐらいから関心を持ち始めました。自分だけの人生というよりも、他者に対する責任ができたから。安心安全な食事を息子に食べさせたいという思いから取り組み始めました」と振り返った。
冨永さんはファッション、母、女性という観点からSDGsへの意識を高く持っていることが評価され、同スタジオのエバンジェリストに就任。普段から、廃タイヤのサンダルなどを使用しているという。
世界的な課題であるSDGSについて「日本の取り組みは、世界から見れば少々遅れている」と持論を語り、「第1歩は知ること。そして考えること。次に行動すること。知らないと始まらない。自分たちの生活に置き換えないといけない。まず気づき、知っていただきたい」とメッセージを送った。
またファッション業界の現状を「世界の中で2番目に環境に負担をかけている。ファッション業界が(環境を意識した取り組みを)やらなきゃならないと思い始めたのは、ここ2、3年。作り手側は、サステナブルな方向へ転換しようと努力している。考えていないブランドは、おそらくないと思う」と語った。
「ITOCHU SDGs STUDIO」は、伊藤忠商事東京本社の敷地内に16日オープン。SDGs関連の展示のほか、J-WAVEのラジオブースを設置して番組を放送するなどしてSDGsに関する発信を行う。