エッセー「わたしが幸せになるまで」についてリモート会見した吉川ひなのさん(提供 幻冬舎)
モデルでタレントの吉川ひなのさんが5月13日、ハワイの自宅から同日発売されたエッセー「わたしが幸せになるまで」(幻冬舎)のリモート会見を行った。吉川さんはハワイ育ちで、日本語より英語の本を読む方が得意な9歳の娘が「『絶対に私はママのこの本を読みたいから、漢字も全部勉強して、読めるようになるからね』と言ってくれて、とてもうれしいなと思いました。私も彼女の漢字の勉強のモチベーションになってくれればと思って、『あなたには絶対に読んでほしい』という話をしました」と母の顔を見せた。
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同書は吉川さんが、今まで明かしてこなかった過酷な生い立ちや、芸能界で感じていた葛藤、ハワイへ移住した理由や9歳の娘と3歳の息子の独自の子育て方法まで、ありのままの暮らしをつづった。ハワイの自然や吉川さんの写真も掲載されている。発売前に3度の重版が決まり、累計発行部数は5万5000部に達したという。1540円。
エッセーについて吉川さんは、「私自身が夫にインタビューして、それを原稿に反映したものもあります。原稿を読んだ夫は、『(この内容で)大丈夫?』と言っていましたが、それくらい、パートナーシップについても赤裸々に描きました。妊娠中、夫と私がどのような感じで、どう過ごしていたのか。女性の方に読んでいただくのもとてもうれしいけれど、男性の方にも読んでもらえたらうれしい」と語った。
同書は発売前に、冒頭の一部を公開。吉川さんの生い立ちやこれまでの苦悩が明かされ、大きな反響を呼んだ。
吉川さんは一部が公開されたことで「温かいコメントをいろいろな人からもらいました。自分の過去や生い立ちをつづることは、やっぱり少し勇気のいることでした。励ましのコメントをたくさんいただき、幸せな気持ちで過ごさせてきました。また、本を書いている最中もすごく楽しくて、楽しんで最後まで書き上げることができました」と話した。夫も「優しいコメントがもらえて、本当によかったね」と話しているという。
また同日、ナチュラルコスメの開発や販売などを行う「アマラ」の代表取締役に就任することも発表された。
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