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柴咲コウ:ド派手な大人のパンクファッション 髪飾り&ピンヒールでエレガントに

 女優の柴咲コウさんが5月25日、東京都内で行われた映画「クルエラ」(クレイグ・ギレスピー監督、27日公開)の公開直前イベントに登場した。パンクムーブメント吹き荒れる1970年代のロンドンを舞台にした同作の日本語吹き替え版で、主人公・クルエラの声優を務めた柴咲さんは、パンクロックを意識したという大人のド派手ファッションだった。

 フリルたっぷりの赤×黒のチェックブラウスを、黒いチュールがあしらわれた赤いスカートにインし、太い黒ベルトでウエストマーク。左右異なるデザインのイヤリングを着け、ネックレスをじゃらづけ。赤いチュールを髪飾りにし、赤×白×黒のようなピンヒープパンプスでエレガントにまとめていた。

 柴咲さんは、赤を取り入れたファッションについて「気づいたら10年ぐらい着ていなかった」としつつ、「最近はその反動なのか、すごく情熱を感じる色を身にまといたくなって。あと、おうちにいることが増えたので、目で色を楽しみたいと思うことも増えて。(赤い服は)元気になりますね。色の効果ってあるんだなと思います」と笑顔を見せた。

 映画は、ディズニーの名作アニメーション「101匹わんちゃん」のヴィラン(悪役)、クルエラの誕生秘話を女優のエマ・ストーンさん主演で実写化。ファッションデザイナーを夢見て、身を削って働く少女エステラは、伝説的なカリスマデザイナーのバロネスとの出会いによって運命が大きく変わり、狂気に満ちあふれた「クルエラ」の姿へと染まっていく。なぜ少女は悪名高きヴィランに変貌したのか……という内容。柴咲さんは声優のほか、同作の日本版エンドソング「コール・ミー・クルエラ」の歌も担当した。

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