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前橋汀子:国際的バイオリニスト、黒柳徹子の父に背中押されて留学? 亡き母とのエピソードも 「徹子の部屋」で語る

 国際的バイオリニストの前橋汀子(ていこ)さんが、6月8日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。前橋さんは黒柳さんの父とのエピソードや、亡き母への思いを語る。

 日本を代表するバイオリニストの前橋さんは来年、演奏生活60周年を迎える。17歳で旧ソビエトに留学し、音楽の道をまい進することになった前橋さん。実はその背中を押したのは、黒柳さんの父であるバイオリニストの黒柳守綱さんであったと明かす。

 前橋さんは亡き母とのエピソードも披露。これまで音楽活動を支えてくれた母は、一昨年96歳で亡くなったという。前橋さんがバイオリンを始めた当時は、まだコピー機がなく、母が手書きで譜面を書いてくれ、コンサート衣装も母が仕立ててくれたと振り返る。前橋さんは、今の自分があるのは母のお陰と感謝を口にする。

 また高校2年で中退し留学した前橋さんは、60代になってから定時制の高校に入学し、学び直したという。自転車通学で1年間通い、無事卒業。2度目の高校生活で得たものは大きかったと語る。

 また最近はコロナ禍でコンサートが相次いで中止や延期になったが、留学時代を思い出し自宅で基礎練習に励んでいたという。同日は前橋さんがスタジオで「夢のあとに」を披露する。

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