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大島優子:アイドルは「天職だった」AKB48時代を回顧 女優業は「ずっとチャレンジしていきたい」

 女優の大島優子さんが6月12日、東京都内で行われた公開中の映画「明日の食卓」(瀬々敬久監督)のトークイベントに瀬々監督とともに登場。「AKB48」時代を振り返り、アイドル業は「天職だと思っていた。今でも思う。女優業は天職じゃない。でもアイドルという生き物は、ずっと続けられるほどエネルギーを作っていくのはすごく難しい」と語り、「女優さんは作品によって“エネルギーチャージ”が違うから、それがまた面白い。ずっとチャレンジし続けていきたいなっていう職業ですね」と話した。

 大島さんは、母親の勧めで子役から芸能活動をスタート。「その時何も習い事をやっていなかったので(子役を)『習い事みたいにやってみる?』というふうに持ちかけてくれた。面白そうだから始めた。今になって親と話してみると、たぶん(母親にとって)自分の夢だったんじゃないかなと思う。本当に表に出たかったのかな」と思いを巡らせた。

 母親から勧められた当初、本格的に女優業を続けるとは「思ってなかったです、まったく。大人に囲まれて『かわいい、かわいい』と言われるのが楽しかった。本当に習い事でした」と笑顔で振り返った。

 その後、AKB48に加入したのは高校2年の時。「進路相談が始まって、子役として続けていたけど鳴かず飛ばずで『これは諦めないとダメかな』と思って、別の道を考えた時にAKBのオーディションがあった。ラストチャンスだと思ってやったら、あれよあれよといううちにアイドルというものになっていた」と明かしていた。

 今作は、菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さん演じる、同じ「石橋ユウ」という名をもつ息子の3人の母親たちを描いており、大島さんは物語のカギを握る“第4の母”耀子(ようこ)役で出演した。

 1シーンだけの撮影だったといい、大島さんは「すごく怖かった。それまで背景や流れがない中で唐突に出ることほど怖いものはない。撮影の1週間くらい前からイメージを膨らませ、毎日ずっと考えていた」と明かし、「撮影は2時間くらいで終わりました。監督が私の感情の持っていき方を大切にしてくださったので、そんなに(テークを)重ねなかったです」と振り返っていた。

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