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吉瀬美智子:ロングヘア願望を告白 ショートヘア定着で「伸ばすに伸ばせない」 夫役・藤木直人と撮影思い出話も

 女優の吉瀬美智子さんが7月15日、東京都内で行われた、24日からWOWOWで放送される「連続ドラマW 黒鳥の湖」(土曜午後10時)の完成報告会に登場した。完成報告会では、ドラマのテーマが“因果応報”になっていることにちなんで「あの過去があったから今がある」というエピソードを披露するトークが行われ、吉瀬さんはトレードマークのショートヘアについて言及。ロングヘアへの願望についても明かした。

 吉瀬さんは「今でこそ『ショートの人』と言われるぐらい、そういうイメージになっているけど、(髪が)長い時期もありまして。女優業に入ってから、役でショートにして、定着した今の私がいるので、あのときロングのままだったら、今このステージに立っているのかなと思う。それ(ショートヘアの役)がきっかけでどんどんお仕事をもらったことを思うと、髪形って大事だなと……」としみじみ。

 続けて「だから、伸ばすに伸ばせないの。世の中の人に確認してからじゃないと伸ばしちゃいけないんじゃないかなと思っている自分がいる」と苦笑交じりにコメント。ロングヘアへの願望を聞かれると「もちろんあります」とほほえんで明かしていた。

 完成報告会には主演の藤木直人さん、人気グループ「V6」の三宅健さん、財前直見さん、岩田和行監督も出席。吉瀬さん演じる財前由布子の夫・財前彰太を演じる藤木さんは、印象に残っている撮影エピソードを聞かれると、「2人(彰太と由布子)の住んでいる家が、めちゃくちゃ豪邸でしたね。(東京)都内にこんな家が建てられるんだ、と思いました」と当時の驚きを告白。「玄関とかもね。『ここに人、住めるぞ』ってくらい……」と藤木さんが言うと、吉瀬さんもうなずいて「住みたいって言ってたよね」「玄関で寝られるもんね」と話すなど、仲の良いやり取りをみせていた。    ドラマは、宇佐美まことさんの同名小説(祥伝社)が原作。ザイゼンコーポレーションの社長・財前彰太(藤木さん)は、興信所の調査員をしていた18年前に谷岡という男から、娘が拉致され洋服の切れ端や切り刻んだ下着、はがされた爪、写真が送られてきた事件の調査を依頼された過去があった。その事件で大きな“細工”をしていた財前は、似たような事件が起き、動揺する。そんな中、愛娘が行方不明になり持ち物が送られてくる。調べを進めるうちに妻・由布子(吉瀬さん)の過去を知り……という内容。

 7月24日からWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信。全5話で第1話は無料放送。

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