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フジ渡邊渚アナ:「食べることが大好き」ご褒美はスイーツ 「めざましテレビ」では“勉強の日々”

 フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分~同8時)に、情報キャスター(月曜)とエンタメキャスター(金曜)として出演する渡邊渚アナウンサー。バラエティー番組「もしもツアーズ」(土曜午後6時半)ではガイド役を務める入社2年目の24歳。「食べることが大好き」というプライベートの素顔や、「めざましテレビ」での苦労話、「アナウンサーになっていなかったら建築関係の仕事に就きたかった」という渡邊アナに話を聞いた。

 ◇ホールケーキを一人で全部 あんみつのために国内旅行

 「『小柄なのかと思った』とよく言われます。確かにアナウンサーの中では大きい方かもしれません」。身長165センチという渡邊アナは「今でも牛乳を毎日500ミリリットルくらい飲んでいるので、まだまだ伸びるかもしれません」と笑顔で語る。

 普段の服装は「レースやフリフリしたものではなくて、シンプルな服が好き。パンツよりもスカート派で、寒色よりは黄色などの暖色系の服が多いですね。トップスは白が多くて、同じような服をいっぱい買ってしまい、後悔することもあります」と話す。

 休日は「午前中はおいしいものを食べ、好きなだけ寝るなど、とにかく自分を甘やかします。午後は一転して筋トレやランニングをして体を整える時間に充てています」という渡邊アナ。「休みの日は、午前中に食べても、午後に動くからいいだろうと自分を甘やかして、ケーキを2、3個食べたり、生クリームいっぱいのフレンチトーストを作ったり。家族もびっくりしています」と明かす。

 自分へのご褒美も「スイーツ」で、「誕生日に、家族で食べようと思って、(直径)24センチのホールケーキを買ったのですが、気づいたら半分食べていました。半分食べたら、もう半分も……と一日に一人で全部食べてしまって、家族に怒られました。ろうそくを立てて、『ハッピーバースデー』の歌が歌えないじゃないか、と(笑い)」とエピソードを語る。

 あんみつが好きで、食べ歩きをすることもあるという。きっかけは「大学2年生のとき、暑い日に純喫茶に入って食べたら、おいしさに感動して。そこからあんみつを深く調べるようになりました。あんみつの歴史って、まだ100年くらいで、発祥は東京・銀座のお店なのだそうです。学生時代は、あんみつを食べるために国内旅行をしたくらい。今も大好きです」と目を輝かせる。

 「一つ気になり出すと、とことん調べないと落ち着かない」「全部調べて、頭がすっきりするまで突き詰めるタイプですね」と自己分析する。

 ◇「運動大好き」毎日腹筋60回、“逆腕立て伏せ”を30回 筋トレしすぎで…

 高カロリーなものを大量に食べた後、気を付けていることは、「できるだけ運動をするように心がけています。筋トレは毎日、腹筋60回、ブリッジした状態で“逆腕立て伏せ”を30回やっています。また、高校生の頃から毎日、お風呂から上がったらストレッチをして、脚のリンパマッサージをしています。これをしないと眠れないですね」と語る。

 もともと体を動かすことが好きで。大学時代は週に3、4日、ジムに通い、1日に15キロ走っていました」という渡邊アナ。「当時は、男性顔負けに70キロを持ってスクワットをしていたのですが、アナウンサー研修で、ボイストレーナーの先生から『首などに余計な筋肉が付きすぎると、良い声が出なくなるのでやめなさい」と言われて。だから今は、重すぎるものは持たないようにしています」と明かす。

 「運動するのが好きなんです。そして運動していっぱい汗をかいたあと、サウナで汗をかくのも好き。気持ちいいです」と楽しそうに語る。

 ◇大好きな妹とは「洋服を交換して着ることも」

 「家族はすごく仲が良い」といい、特に大学生の妹は「年々可愛くなっていくので、ずるいです(笑い)」と目を細める。

 また、妹とは「洋服も交換します。どちらかというと妹はスポーティーな服が多いので、私が妹の服を借りることはほぼないのですが、妹がお姉さんぽい服を着たい時に、私のクローゼットから勝手に取っていって、少し汚れて返ってきたりします」と笑う。

 また、「母は料理がすごく上手」といい、「今でも母にお弁当を作ってもらうことがあります。『めざましテレビ』の生放送がある日は、夜に準備してくれるんです。起きた時に食べる用と、オンエアの後に食べる用の小さいおにぎりなどを用意してもらっています。本当にありがたいです」と感謝する。

 ◇高めの声でバランスに苦労「毎日勉強です」

 アナウンサーとしての自身の声は「あまり好きではない」という。「高いほうに分類されるのですが、高いと聞き取りづらいので、音を下げる練習をずっとしているんです」と明かす。

 出演中の「めざましテレビ」では、「4月からエンタメのコーナーを担当することになり、『もう少しテンション上げて読んで』と言われることが多くて。でも、テンションを上げると声が高くなりすぎて、バランスが難しいです。毎日勉強です」と前向きに語る。

 入社してからの1年は、「あっという間でした。この前、軽部(真一)アナウンサーから『35歳までまばたきレベルで終わる』と言われたのですが、おそらくそうなるだろうなと感じています(笑い)」と予想する。

 2年目は、「もっと視野を広げて、今は何を求められているのか、番組の中で必要な立場を瞬時に理解して行動に移せるようになるのが目標です。ようやく生放送の環境に慣れてきたので、これからは安定したニュース読みや、視聴者にとって聞き取りやすい声をしっかり自分のものにしていきたいと思っています」と抱負を語る。

 「めざましテレビ」について、「皆さんに分かりやすくお伝えできるように努めています。忙しい時間帯かと思いますが、少しでも皆さんに心地よい朝を迎えていただけたらと思います!」とメッセージを送る。

 ◇「建築家にもなりたかった」 アナウンサーとの共通点は…

 「アナウンサーになっていなかったら建築関係の仕事に就きたかった」という渡邊アナ。「小さい頃から間取り図を描いたり、建築模型を作ることが大好きでした。住む方の生活環境や動線を想像して、その人が帰りたくなる家をつくるのが楽しそうだということと、建築家になれば自分の頭の中で考えた家をいくらでも具現化できると思って」と理由を説明する。

 また、「高校生の時にニュージーランドに留学したのですが、建築の授業があって、そこで建築模型の作り方を学びました。それから建築模型とミニチュアにはまり出しました。ミニチュアでカフェを作ることもあります。コーヒーカップや家具まで手作りで。ミニチュアはどんどんたまってしまって、どうしようかなって困っています(笑い)」と楽しそうに語る。

 アナウンサーの仕事との共通点は、「その人の立場になって考えることだと思います。ニュースのフィールドキャスターを担当していた時、特にそのことを感じました。私たちの仕事の一つに『人々の心を代わりに伝えること』があると思います。そういった場面で、相手の立場になって考えを巡らせるということは、建築家も同じかと思います」と自身の考えを語る。

 今後の“野望”を聞くと、「建物に関する番組に携わりたい」という目標と共に、「自分の思い描く理想の家を建てたい」と明かす。「いつか、自分でツリーハウスを作ってみたい。絵本に出てくるような木の上にある家に憧れています。誰もしないことに挑戦したい気持ちが強く、野望はたくさんあります!」と目を輝かせていた。

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