本多さおり：整理収納コンサルタント　収納、育児、人間関係の基準作りを明かす　初エッセー発売

　整理収納コンサルタントの本多さおりさんの初めてのエッセー「暮らしをそのままの自分に寄せて」（主婦の友社）が10月1日、発売された。収納、育児、人間関係など、「生活重視、ラク優先」で考える本多さんの暮らしにおける基準作りの紆余（うよ）曲折が明かされている。

　本多さんは夫、5歳の長男、3歳の次男の4人家族。2020年から、フルリノベーションした変則ワンルーム（65平方メートル）の中古マンションで暮らしている。

　エッセーは、片付けや収納など暮らしがテーマの「暮らしの人です」、育児や夫についての「母で妻でのけもの道」、仕事への考え方をつづった「試行錯誤の仕事の話」、自分の性格を明かした「自分を知って、生きていく」の全4章。208ページ。1540円。

　本多さんは同書について「自身のこと、暮らしのことを、誰かにおしゃべりするような気持ちでつづりました。『実はね…… 』とお話しするような文章が多めの初エッセー」と説明。「井戸端会議のように楽しい時間を共有できればうれしいです」とコメントしている。