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冨永愛:「実は驚いています」松雪泰子らと初代キモノイストに 「恥ずかしかった」海外の経験を機に着付け学ぶ

 モデルの冨永愛さん、女優の松雪泰子さんらが「未来のキモノの発信者、新しく進化するこれからの“キモノ”を着てほしい人」に贈られるアワード「KIMONOIST(キモノイスト)」に選出され、11月9日、東京都内で開催された「第1回KIMONOIST授賞式」に出席した。

 冨永さんは「このような素晴らしい賞をいただき、光栄に思っております」と笑顔で喜びを語りつつ、今回が初開催となったことについて「日本の伝統文化を守り、革新につなげていくような活動が第1回ということに実は驚いています。(これまでも)あったのではと思っていた。このまま続いていくことを祈っております」と今後の発展に期待した。

 また、自身で着付けもできる冨永さんは「10代の頃、海外に出た時に同じような若者たちが自分の国について、政治や文化を詳しく話してくれた。『日本はどうなの』と聞かれ何も答えられなくて恥ずかしかった。それがきっかけで日本文化を学ばなくてはと思い、まず着付けから習いました」と経験談を明かしていた。

 「キモノイスト」は、着物が好きな人や似合う人に限らず、“未来のキモノ” を示唆し、キモノを最新のファッションでありモードとして発信を担うアイコンを選出。新しく進化する日本の“伝統や文化”を生活様式に写し取る新時代の生き方、楽しみ方を提案できる人に贈られる。

 第1回キモノイストには、冨永さん、松雪さんのほか、俳優の早乙女太一さん、中川大志さん、武田真治さん、TikTokerの景井ひなさん、建築家の永山祐子さん、メークアップアーティストで僧侶の西村宏堂さん、ロックバンド「クレイジーケンバンド」の横山剣さんらが選ばれ、授賞式に出席した。

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