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米倉涼子:「失敗しない女というより、地味な戦うヒロイン」 “強い女”封印で新境地を開拓

 女優の米倉涼子さんが11月10日、東京都内で行われた動画配信サービス「Netflix」のラインアップ発表イベント「Netflix Festival Japan 2021」に出席。2022年1月配信のNetflixオリジナルシリーズ「新聞記者」で主演を務める米倉さんは、主演ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)など“強い女”のイメージが強いが、今作で演じる東都新聞社会部記者・松田杏奈役について、「強く強く今までどおりの“失敗しない女”というよりは、地味な戦うヒロインです」と“新境地”を見せていることをアピールしていた。

 映画「新聞記者」を全6話のドラマとして制作される今作は、米倉さんが“新聞業界の異端児”と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じるなどキャストを一新し、映画版にはなかった一般市民、特に若者の視点から物語が描かれる。

 米倉さんは自身が演じる松田杏奈について、「“声なき声を届けることが記者の仕事だ”という信念のもとに人に寄りそって、特別な力はないけど努力とあきらめない気持ちを大事にして、真実を伝えていきたいという強い思いを持った、一見弱々しい静かな女性。ただ思いを伝える信念は強い」と説明。

 役作りでは、「最初もっと強いキャラクターを作っていこうと思っていたが、撮影に入り取材をしに行くシーンで、『負けない』『絶対聞いてやる』という強さを表に出して圧力でいこうとしたら、(監督から)『もっと声を小さく。もっと静かでいいので』って言われた。私の構想はすべてぶち壊されちゃった(笑い)」と明かし、「新しい姿をいただけたなと思って感謝しています」と笑顔を見せていた。

 この日は共演の綾野剛さん、藤井道人監督も登場した。

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