柳ゆり菜：スパルタで美ボディー作り　5年ぶり写真集に「成長っぷり反映できた」

　女優の柳ゆり菜さんが11月27日、タワーレコード渋谷店（東京都渋谷区）で約5年ぶりとなる写真集「女っぷり」（扶桑社）の発売記念イベントを開催。自身最後という写真集で、フランス映画の一場面のような“官能美”から“小悪魔的な美しさ”、飾らない素顔のプライベートショットなどを収録。「この5年間でさまざまなことを経験したので、その成長っぷりが反映できたと思います」と自信を見せた。

　写真集のコンセプトや構成、タイトルまで自ら関わったといい、「大変なこともあったのですが、ロングインタビュー、自撮り、愛猫との写真といった、プライベートな私そのものをここまで入れることができました。私の魂がこもった作品に仕上がりました」ときっぱり。「『今の私は、こういう感じです』という決意表明のようなものが、写真集『女っぷり』なので、皆さんに見ていただきたいです。私の内面の変化を、感じることのできる作品になっています」と胸を張った。

　撮影にあたっては「きれいなボディーラインを作るために、撮影までの2カ月間ピラティスに通って、スパルタレッスンを受けた」と明かし、「筋肉痛がすごかったですよ」と苦笑い。写真集では柳さんの特技であるデジタル・アート（デジタルコンピューターを使った芸術作品）も披露しているほか、「若き未亡人」を演じながら撮影したという「フランス映画のオマージュで撮影したカット」も収録され、「希望していたカットなので、すごくお気に入りです」と明かした。

　この日はサイン本のお渡し会とパネル展を開催。展示写真に付いたQRコードを読み取ると撮影の裏話が聞ける仕掛けもあり、柳さんは「一つ一つの写真に対して、一日かけて言葉を考えました。写真集を読んだ後の人でも、楽しめるようになってますので、ぜひお越しください」と呼びかけていた。パネル展はタワーレコード渋谷店2階催事スペースで12月5日まで。