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ミス日本:ファイナリスト奥田香綸さん 東大2年生、将来は公務員に 「教育におけるジェンダー問題」に関心

 「第54回ミス日本コンテスト2022」のファイナリスト紹介記者発表会が12月6日、東京都内で開催され、ファイナリスト11人がお披露目された。ファイナリストのプロフィルを紹介する。今回は敗者復活で選ばれた、岐阜県出身の東京大学文科一類2年の奥田香綸さん(20)。

 奥田さんは2001年6月1日生まれ。162センチ。特技は卓球、英語。趣味は自宅トレーニング、ランニング、読書。座右の銘は「Never too late」。将来の希望は「全ての人がイキイキと輝く社会を作る公務員」。

 大学入学後、東大には女子学生の比率が2割に満たないということを知り「教育におけるジェンダー問題に関心を抱くようになりました」と話す。「ジェンダー論の講義や女性教育に関する論文執筆を通し、この難しい問題に対して声を上げ、社会全体で考えていくことが必要だと感じました」と語った。

 進学する際にはロールモデルが少なく、心細い思いをしたこともあったという。その経験から、母校でのオンライン座談会に参加した際には女子学生に向けて応援の言葉をかけてきた。「見えない壁を壊すことで、あらゆる人の自己実現に貢献できる人間になりたいです」と目標を語った。

 「ミス日本コンテスト」に1950年にスタート。「日本らしい美しさ」を磨き上げ、社会で活躍することを後押しする。今回は全国から数千人の応募があり、東日本から9人、西日本から2人、全国から敗者復活で1人が選ばれた。1人が辞退。11人がファイナリストとして2022年1月24日に開催予定の「第54回ミス日本コンテスト2022」に出場し、グランプリの座を競う。

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