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女優の松本まりかさんが12月24日午後9時からABEMAで配信される特別番組「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」に出演する。24時間以内に恋愛ドラマの完成を目指し、その様子を生配信する。撮影したドラマは番組の最後に披露する。配信を前に、松本さんと、企画・総合演出を務める放送作家の鈴木おさむさんが取材に応じた。松本さんは「すごいNGを出したり、役の解釈を間違ってしまったり、役者として見せたくないところ」も赤裸々に見せる覚悟を語る。
松本さんは「視聴者の方って、完成された物しか見る機会がなくて、制作途中を見ることってなかなかない。そこを見られるのが、すごく面白いと思います」と話す。一方で、役者や制作者からしてみれば、これほど過酷なことはないという。「人生で一番過酷な24時間になるんじゃないかという気がしています。極限状態のなか、ふらふらになりながら、どこまでやれるのか。心の勝負だと思うんです」と語った。
番組中に撮影するドラマでは、松本さん演じる赤井雪(あかい・ゆき)が、約15年間でクリスマスをともにした6人の男性たちとの恋愛模様を描く。ドラマの制作は、池田千尋さん、今泉力哉さん、小林勇貴さん、ふくだももこさんの4人が監督を務め、脚本にも携わった。松本さんは「1人の人生なんですけど、監督陣によって個性が出ているし、年齢によってもキャラが変わるので、演じられるのが楽しみです」とコメント。ラストシーンは生配信する予定で、鈴木さんは「芝居を超えた何かになるんじゃないかな」と期待を寄せた。
これまで仕事を断ったことがなかったという松本さんだが、「お話をいただいた時に一度お断りをさせていただいた」と明かす。それでも挑戦しようと思い直したのは、鈴木さんが「松本まりかさんだったらできるんじゃないか」と言ったからだという。松本さんは「おさむさんのその言葉を信じてみたくなった。私の小さな頭と経験で、できないと言うのは違うなって」と、出演を決めた時の心境を振り返る。
鈴木さんは2018年にABEMAで配信された「田中圭24時間テレビ」も手がけている。今作について「本当にしんどかったんですよ。ただ、とてつもない達成感と喜びがあった」と振り返る。松本さんのキャリアについて「女優さんとして、いろんな現場を経験してると思うんですけど、人間として、生きてきた全てのパワーを全部出し切らないとできない。俗に言う遅咲きで、日が当たらなかった時の悔しさとか悲しさもとか、全部注ぎこまないと乗り切れない」と述べ、エールを送る。
赤井雪が過去15年間のクリスマスをともに過ごした男性を演じるのは、板垣瑞生さん、尾上松也さん、小池徹平さん、田中圭さん、野村周平さん。MEGUMIさん、松井愛莉さんの出演も発表されている。
番組の進行を務めるのはお笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん。番組内では、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんふんするYOKO FUCHIGAMI、声優の梶裕貴さんらとの対談や、NHK・Eテレで放送されたドラマ「六番目の小夜子」で松本さんと共演した山田孝之さん、栗山千明さん、勝地涼さん、山崎育三郎さん、鈴木杏さんらが登場する「同窓会企画」も行う。