2022年春に放送されるスペシャルドラマ「津田梅子 ～お札になった留学生～」で主演を務める広瀬すずさん＝テレビ朝日提供

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広瀬すず：「論外です」のせりふに憧れ　来春SPドラマで新5000円札の顔・津田梅子を熱演

2021年12月28日　08:30

　女優の広瀬すずさんが、2022年春に放送されるスペシャルドラマ「津田梅子 ～お札になった留学生～」（テレビ朝日系）で主演を務める。広瀬さんは、2024年に発行される新紙幣で5000円札の肖像画に採用された「女子教育のパイオニア」と呼ばれる津田梅子を演じる。広瀬さんは、梅子が“ある申し出”をしてきた男性に「論外です」と切り返すシーンを振り返り、「こういう女性には憧れますし、自分でも言ってみたいなと思いました（笑い）」とコメントしている。

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　また、「今でいう“サバサバ系女子”とか“男前女子”とはまったく違って、梅子は『論外です』と言ったあとにきちんと理由を正論で語って最終的に相手を納得させるんです」とコメント。自身は「『論外です』まではなんとか言えるかもしれませんが、すべてを言葉にするのはものすごく勇気がいるので、言うだけ言って嫌われて終わるタイプ」だという。自身と梅子の共通点（シンクロ率）は「高くはない」としつつも、「瞬間的に感情がパッと湧く性格なのは似ているかなと思いますし、演じていて気持ちがいいですね」と語っている。

　ドラマは、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、のちに女子教育の先駆者として活躍した津田梅子（幼名・梅）の青春を描いた作品で、梅子がアメリカ留学を終えて帰国した17歳から、アメリカに再留学する25歳までをメインにしたストーリー。

　梅子は、11年間という長い留学を終えて希望を胸に帰国したものの、当時の日本には思い描いていたような仕事がなく、自力で収入を得る難しさに直面することになる。留学仲間が結婚という道を選ぶ中、自分はどうするべきなのか……。淡い恋心に揺れ、思い悩むさまなど、誰も知らない「津田梅子」が描かれる。

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