ブリジャートン家：社交界版「ゴシップガール」　ロンドンが舞台の世界的ヒットドラマのシーズン2配信へ

　世界的に大ヒットしたNetflixシリーズ「ブリジャートン家」のシーズン2が、3月25日からNetflixで独占配信される。同作はシーズン1が公開されると“Netflix史上最も視聴されたシリーズ”となるなど、世界的に高い人気を誇っており、すでにシーズン3とシーズン4の制作も決定している。シーズン2の予告編もこのほど、公開された。豪華で荘厳な物語の世界観が映し出されている。

　同作は、19世紀初頭のロンドンの上流社会を舞台に、名門貴族・ブリジャートン家の兄弟姉妹たちがそれぞれの愛と幸せを追い求める姿を描く。美しい恋愛模様だけでなく、恋の企みや駆け引きもスキャンダラスに描かれる。社交界新聞にゴシップ記事を提供する正体不明のコラムニストが物語の語り手を務めるなど、人気を呼んだ海外ドラマ「ゴシップガール」もほうふつさせることから、社交界版「ゴシップガール」との呼び声も。

　シーズン1では、競争の激しい“婚活市場”にデビューした、ブリジャートン家の長女ダフネ・ブリジャートン（フィービー・ディネヴァーさん）が、自分の両親のような“真実の愛”で結ばれるお相手を見つけようと奮闘。社交界の洗礼を浴びせられるなど苦労していたダフネはある日、若い花嫁候補の母親たちの注目の的でありながら、独身を謳歌（おうか）する男・ヘイスティングス公爵（レジェ＝ジーン・ペイジ）と出会う。最初は、互いに“何ひとつ魅力を感じない”と宣言した2人が、言葉とは裏腹に引かれ合っていく姿が描かれた。

　シーズン2では、ブリジャートン家の長男アンソニー（ジョナサン・ベイリーさん）を主人公に据えた物語が展開される。アンソニーは、シーズン1ではブリジャートン家への思いが強すぎるあまり、ダフネの婚活に厳しく意見してしまうなど、お節介っぷりを発揮。一方で自身は報われない恋に傷つく切ない姿も見せるなど、さまざまな魅力をみせた。