中村倫也：料理連載をスタート　「“雑談”の次は“雑炊”で」と自ら提案　「ダ・ヴィンチ」4月号から

　俳優の中村倫也さんの料理連載「中村倫也のやんごとなき雑炊」が、3月4日発売の書籍情報誌「ダ・ヴィンチ」（KADOKAWA）4月号からスタートする。中村さんが同誌でエッセーを連載するのは2度目。今回は、料理上手だという中村さんが「“雑談”しながらさまざまな“雑炊”を作って食す」という内容で、「幼い頃からの夢がまた一つかないました」とコメントしている。

　連載のアイデアは、第1弾のエッセーのタイトルが「中村倫也のやんごとなき雑談」だったことから、中村さん自身が「“雑談”の次は“雑炊”で」と提案。担当編集者は「最初は冗談だと思っていたが、別の日にももう一度言われて、それならばと方向性を模索し始めた」と明かしている。

　フードコーディネーターのタカハシユキさんが考案するレシピと料理指導のもと、中村さんがキッチンスタジオで雑炊を作る。中村さんが雑炊レシピに名前を付け、調理過程でわいたイメージを膨らませて約200字のショートエッセーをつづる。

　中村さんは、「なぜ文芸情報誌で？なぜ雑炊？？　今、皆さんの頭に浮かんでいるクエスチョンマークは、ひとまず台所の引き出しの調味料の隙間（すきま）にでもしまってください。読めばきっと、理由は見えてくるはず。見えなきゃ見えないで、飲み込むのはそう大変じゃないはず。雑炊のようにさらさら～と召し上がっていただける連載を目指して、“一米入魂”していきたいと思います」と話している。

　中村さんは同号の表紙も飾り、スペシャルインタビューも掲載。「この連載がみんなの遊び場になるといいな」と連載開始への思いも語る。同誌の公式YouTubeでは、中村さんのコメント付きで、タカハシさんによるレシピ動画が公開される。