4月13日にスタートする連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」に出演する石田ひかりさん(左)と今田美桜さん=日本テレビ提供
女優の石田ひかりさんが、今田美桜さん主演で4月13日にスタートする連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系、水曜午後10時、初回のみ午後9時54分放送)に出演する。
「悪女(わる)」は、石田さんが19歳のとき、初主演を務めたドラマ。今回は、今田さん主演で令和版として再ドラマ化される。1992年放送の「悪女(わる)」で主人公の超ポジティブな新入社員・田中麻理鈴(まりりん)を演じた石田さんは、今回は巨大IT企業の人事課長・夏目聡子を演じる。石田さんと今田さん、“新旧の田中麻理鈴”が並んだ2ショット写真も公開された。
初日の撮影を終えた石田さんは「今日は何とも言えない不思議な気持ちで、ずっとふわふわしていました。麻理鈴を客観的に見る事が初めてで、30年前に自分が演じていた麻理鈴が美桜ちゃんになって目の前にいるという、とても不思議な気持ちでした。美桜ちゃんの麻理鈴はとても可愛くて共演できて幸せでした」とコメント。自身が演じる役については「今回わたしが演じる夏目課長は、仕事もプライベートも全力で頑張る、タイプは違うけど『マリリン』そっくりなのだと思います。しっかりと、彼女の出世を阻む壁にならなければと思っております」と思いを語った。
また「30年たって、また『悪女(わる)』の現場にいられることに、その都度感動しています。あの頃のスタッフの皆さんも、きっと喜んでいらっしゃると思います」と話し、「可愛い可愛い“美桜マリリン”を堪能できれば、初代マリリンは十分です。初代を懐かしみ、ニューマリリンを愛して、応援してあげてくださいね!」とコメントした。
一方、主演の今田さんは「石田さんが夏目人事課長役で出演されると最初に聞いた時は、とても感激でした。クランクインしてから、特に石田さんの声を聞いて、初代・麻理鈴を思い出しました。石田さんの可愛らしさとギャップがすてきな初代・麻理鈴だなと思いました」と石田さんとの共演について語り、「今回は、令和版なので時代設定など、内容も少し変わっているところもありますが、自分なりに演じられたらと思っています」と話している。
ドラマは深見じゅんさんのマンガ「悪女(わる)」が原作。1992年4月に石田さんの初主演ドラマとして放送され、今回30年ぶりに令和版の放送が決定した。やる気と根性は人一倍、けれどマイペースすぎて組織からはみ出しがちな田中麻理鈴(今田さん)が、会社の最下層から駆け上がっていく出世エンターテインメント。