取材に応じた間瀬遥花さん
昨年秋、女優の山口智子さんや藤原紀香さんらを輩出した2022年の東レキャンペーンガールに選ばれたモデルの間瀬遥花(ませ・はるか)さん。地元・名古屋から拠点を東京に移して、わずか半年での出来事で、「競争率が高い中で、一つ大きなチャンスをつかむことができて自信になりました」と振り返る間瀬さんに、上京後1年の思いを聞いた。
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◇モデル業は「一つの軸」 プロのメークにも興味
間瀬さんは1997年9月29日生まれ、名古屋市出身の24歳。身長169センチ。趣味は世界遺産巡りで、世界遺産検定2級。特技は4歳から始めたエレクトーン演奏だという。
地元でのモデル活動を経て、昨年春に上京。同年11月に「2022年東レキャンペーンガール」に選ばれ、12月25日発売の女性ファッション誌「CLASSY.(クラッシィ)」(光文社)に初登場した。
モデルとして、ファッション誌は「一番、大きな目標だった」という間瀬さん。「名古屋で3年間モデルをやってきたとはいえ、地方ではファッション誌に出演する機会はなかなかなくて。東京に来るときの目標の柱として考えていたので、こんなにも早くやらせていただけて、とてもうれしいです」と笑顔を見せる。
ファッション誌に続く目標は、「VOCE(ヴォーチェ)」(講談社)や「MAQUIA(マキア)」(集英社)、「美的」(小学館)などの美容誌に出ること。「もちろんファッション誌にももっと出演したいのですが、よりお仕事に広がりができるのかなと思いメークアップのページはやってみたいです。普段は基本ナチュラルメークだからこそ、お仕事でプロの方にメークしてもらえたら、楽しいし、気分も上がると思うので」と声を弾ませる。
今年に入り、野球専門スポーツバラエティー番組「World Baseball エンタテイメント たまッチ!」(フジテレビで不定期放送)のアシスタントや、日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」(月~金曜午前5時50分~同8時)で生中継リポーターに挑戦するなど、活躍の場を広げているが、モデル業は今後も「一つの軸」として考える。
「(モデル業が)自分に合っていると思うのは、1カ所にとどまって、決まったことを繰り返すお仕事ではなくて、そのときそのとき関わる人たちも違うし、求められることも違うというところ。大変な面はもちろんあるのですが、自分としては毎回、刺激的で楽しいなと思えるので、一つの軸として続けていきたい」と語った。
◇一人暮らしの手応え キレイ好きの一面も
そんな間瀬さんに現在の生活ぶりも聞いた。上京して一人暮らしをスタートさせ「自分が思っていた以上にやれていると思います。大変になるのかなと想像していて、寂しいは寂しいのですが、意外と『私、やれるじゃん』って(笑い)」と手応えを明かす。
食事は基本、自炊で、3食キチンととることを普段から心がけているといい、「できる限り規則正しく、必ず3食食べて、朝ごはんも絶対に抜かないようにしています。そのおかげで、(仕事で)不規則な日があっても、(食事をとることで)自分でリズムを戻せていける。自分の中で流れがなんとなくあって、その流れに沿って生活することが楽しいですし、そうじゃないといられないっていうのはあります」と理由を説明する。
またキレイ好きで「掃除や整理整頓はこまめにやっています。雑なところはとことん雑なのですが、自分の生活空間が乱れているのは基本的に好きじゃない。生活空間を乱している自分が許せないんです」と話した。
一方で、「家に一人でいるのが苦手なタイプ」と自己分析し、「休日は友達とかに声をかけて、予定が合えば外で会いますし、つかまらなくてもフラッと一人で買い物に行きます。家に閉じこもっているのが苦手で、(コロナ禍での)ステイホーム期間は本当に苦痛でした(笑い)。丸一日家から出ないと、私は世界から隔離されて取り残されているみたいな感覚になってしまうので、必ず何か理由をつけて、一日一回は外に出ます。私には巣ごもり生活は向いてないみたいです」と語った。
改めて上京後の1年を振り返ると「モデルとして雑誌に出たいと思って東京に出てきて、プラスして芸能のお仕事にも興味があったので、今の芸能事務所にお世話になったのですが、1年前の自分からすると、こんなにもテレビのお仕事をさせてもらえるとは思っていませんでした。アシスタント、リポーターと、自分の言葉で話すお仕事をやらせてもらって、それはすごく自分にも合っていると思うし、楽しいので、今後も広げていけたらと思っています」と意気込みを語る。
さらに「お芝居もレッスンしているのでドラマや映画にも出たいですし、クイズ番組とかも好きなので出てみたいですし、世界遺産検定で1級を取って、旅番組とか、ロケ番組にも、コロナが落ち着いたら出てみたいです」と次のステップに向け、意欲を見せた。
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