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広末涼子:自分の“ナンバーワン”は「私のママ」 母親に感謝伝える

 女優の広末涼子さんが6月17日、東京都内で行われた映画「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(西谷弘監督)の初日舞台あいさつに出席した。タイトルに“犬”が入っていることにかけ「大切なものナンバー“ワン”」を発表する企画があり、広末さんは「私のママ。ママあっての自分。産んでもらって、育ててもらって、この舞台に立てているのもママのフォローがないと無理」と回答し、母親に感謝した。

 2019年に放送されたフジテレビ系月9ドラマ「シャーロック」の映画版。世界的探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン・フジオカさん演じる誉獅子雄(ほまれ・ししお)と、岩田剛典さん演じる若宮潤一(わかみや・じゅんいち)が、唯一無二の名探偵バディーとして数々の難事件を解決するストーリー。劇場版では瀬戸内海の閉ざされた島に住む華麗なる一族・蓮壁家の闇に迫っていく。

 広末さんは蓮壁家に出入りするリフォーム業者・冨楽朗子を演じた。母親としての愛と執念を抱いたキャラクターで「追い込まれた状況に身を置いたら、女性は共感できるのでは」とコメント。「役作りとかではなく、その気持ちのまま現場にいさせてもらいました。だから役作りの苦労はなかったですね」と自身も母親として通じる部分があった様子だった。

 舞台あいさつにはディーン・フジオカさん、岩田さん、小泉孝太郎さん、椎名桔平さん、西谷監督も参加。出席予定だった新木優子さんは新型コロナウイルス感染のため欠席となった。

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