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女優の杏さんが7月7日、東京・日本橋三井ホールで8日から開催される没入体験型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」の内覧会に出席した。子供を連れて美術館へよく行くという杏さんは「解説は大人からしてあげたいけど、『これはいいでしょ』とか『きれいでしょ』っていうことは、あまり言わないようにしています。どう感じるのかというのを見守りたい」と考えを語った。
「例えば難しそうと思うような仏像の特集でも、子供たちは何かしらキャッチはして、何も分からない、つまらないということは意外とない。大人向けの本や映画を見せても、何かしら得るものはあるんだなと思います」と話した。
また、「アートは心の栄養」といい、「モネの『睡蓮』はフランスのジベルニーに絵に描かれた太鼓橋がかかる池があります。それを見に行きたくて、10年以上前にバスに乗って見に行きました」と思い出を語った。
「イマーシブミュージアム」は特別な音響効果と、壁と床の全面に映像を投影することで、絵画の世界へ入り込んだような体験ができるプログラム。日本初の開催となる今回のテーマは「印象派」。モネの「睡蓮」やドガの「踊り子」といった名画を映像化した。10月29日まで。入場料は大人2500円ほか。