紗栄子：「チャレンジしないと潰れる」　経営者としての姿勢を明かす

　モデルでタレントの紗栄子さんが7月20日、東京都内で行われた「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」の第4期発表会に出席した。発表会には中小企業の社員がリモートにて参加しており、さまざまな取り組みについて紹介。紗栄子さんは“経営者”として真剣な表情で耳を傾けた。

　紗栄子さんは栃木・那須で牧場を運営しているほか、ショッピングサイトで商品の開発・販売を手掛け“経営者”としての顔を持つ。「会社経営はチャレンジしないと潰れてしまう。とにかくしがみついて目の前で必要とされているところにビジネスチャンスを見つける。そういう日々を過ごしている」と奔走する日々を明かした。

　社員の独立支援を行う飲食店運営会社の取り組みが話題に出ると、紗栄子さんは「そのトライは素晴らしいですよね」といい、「失敗したときにリカバーしてくれる人がいないと、社員の人がチャレンジしづらい。それは子育てと一緒だなと感じている。そうやって社員の方を育てていると聞いて、素晴らしいの一言です」と同じ経営者として称賛を送った。

　「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」は、中小企業から日本経済の活性化を目指す取り組みで2021年1月に発足した。参画する企業はアンバサダーとなったタレントの肖像を自社サイト、広告や販促物、営業資料などに活用することができるなどのサポートが受けられる。

　この日の発表会にはアンバサダーの田村淳さん、ウエンツ瑛士さん、前田敦子さん、第4期から新たにアンバサダーとして起用された小雪さん、藤原紀香さん、溝端淳平さんも参加した。

　小雪さんは「このプロジェクトを聞いて素晴らしい取り組みだと思った。コロナ禍で中小企業のみなさんが悩み抱えて苦労しているのを目の当たりにし、これがステップのともしびになるのではと感じている。お手伝いできることが大変光栄」と語った。