蓮佛美沙子：松田龍平がイベント欠席　戸惑いも「想像の2倍しゃべる人」と明かす

　女優の蓮佛美沙子さんが8月2日、東京都内で開催された、松田龍平さんが主演を務めるWOWOWのドラマ「連続ドラマW 鵜頭川村事件」の完成報告会に、共演した工藤阿須加さん、入江悠監督と出席した。この日は、出席予定だった松田さんと伊武雅刀さんが急きょ体調不良で欠席したことから、「きょうは3人です。裏で『どうしようか』と。3人で戸惑っております」と話しつつ、初共演だった松田さんについて「想像の2倍しゃべる人でした」と明かした。

　蓮佛さんは、松田さんが演じる主人公の妻で失踪中の仁美と、仁美の双子の妹・矢萩有美の二役を演じた。

　「初日から、けっこうノンストップでしゃべっていらっしゃいました。二役で、一人は妻役だったということもあってか、そして娘役の子と3人で待機することが多くて、3人で一緒にゲームをした。どの方にも平等に接する方で、かつ、おしゃべり。最終的に『バミリ（立ち位置を示すテープなど）の位置が違う！』とか言って、娘役の子とケンカしていた。イメージと違って可愛い方だなと思って日々、過ごしていました」と松田さんの素顔を語った。

　入江監督は「（松田さんが）いないんで言っちゃいますけど、けっこう過酷な現場で、松田さんに待ち時間に話を聞いたら『蓮佛さんが癒やしだ』と言っていた」と暴露。「すごくしゃべっているから珍しいな、と思った。寒いし娯楽もないし、むさ苦しい男ばっかりの撮影だったので、たぶん（蓮佛さんのことが）癒やしだったのでは」と言い、自分と2人で食事に行く際の松田さんは「ぜんぜんしゃべらない。何もしゃべることがないですね（笑い）」とオチをつけた。

　ドラマは櫛木理宇（くしき・りう）さんの同名小説（文春文庫）が原作。WOWOWでは初のパニック・スリラー作品という。医師の岩森明（松田さん）は行方不明の妻・仁美を捜すため、娘を連れて妻の故郷・鵜頭川村を訪れる。しかし村では続けざまに殺人事件が発生。村人たちは疑心暗鬼で暴徒化する。岩森は村の因習や権力闘争、世代間対立に巻き込まれ……というストーリー。

　8月28日からWOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送される。第1話は無料放送。同日からWOWOWオンデマンドでも配信。全6話。