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帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」のPRイベントに参加した四十住さくら選手
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帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」のPRイベントに参加した四十住さくら選手

四十住さくら選手:スケボー金メダリストが“かぶりたい帽子”のアイデアを発表「脳しんとうを起こしてしまったので……」

 東京五輪のスケートボード女子パーク金メダリストの四十住(よそずみ)さくら選手が8月10日、東京都内で行われた、帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」のPRイベントに参加した。「帽子」のアイデアを提案するトークコーナーで、四十住選手は「絶対にけがをしない帽子」と発表。「この前の世界大会で脳しんとうを起こしてしまった。そのときに(下が)コンクリートでヘルメットが割れてしまった。だから絶対にけがをしない帽子があったらいいなって」と明かした。

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 普段、帽子は「競技の時にずっとかぶっている」といい、帽子を選ぶ譲れないポイントについて「フィット感を大事にしている。ヘルメットの下にかぶるので、いろいろかぶってから決めています」とコメント。イベントでは愛用の帽子をかぶっており、「黒色が好き」と語った。

 「KAI Hat & Head-piece Competition」は、刃物メーカーの貝印が7月から主催している。同社の企業カラーである“オーシャンブルー”をテーマとしたデザインを募集し、この日は優秀賞15作品を発表した。

 四十住選手は同コンテストの特別審査員を担当し、四十住賞の作品を発表した。「いろんな帽子を見たけど、どれもきれい。選ぶのを迷いました」と話し、また「帽子の審査員は初めてで緊張しました」と照れ笑いを浮かべた。

 またイベント後に取材に応じ、今後の目標を聞かれると「パリオリンピックで2連覇することです」と東京五輪に続く金メダル獲得を掲げた。「使う技はもうすべて決めている。あとは完成度を高めるだけ。いまは6、7時間練習しています。頑張ります!」と意気込んだ。

 この日のイベントにはモデルの冨永愛さんも出席予定だったが、新型コロナウイルスの濃厚接触者疑いのためオンラインで参加した。優秀賞作品はデザイン画を基に帽子が制作され、11月8日に展示のうえ最優秀賞を決定する。最優秀賞はヨーロッパ・ファッションデザイン研修旅行が贈呈される予定。

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