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舞台「血の婚礼」の会見に出席した早見あかりさん
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舞台「血の婚礼」の会見に出席した早見あかりさん

早見あかり:愛してやまないのは娘 「『ママで~ちゅ!』って私のまねをする」と笑顔

 女優の早見あかりさんが8月9日、東京都内で行われた、9月15日から上演の舞台「血の婚礼」のトークショーを前に、主演の木村達成さん、須賀健太さん、安蘭(あらん)けいさんと会見した。最近愛を感じた瞬間について聞かれると「愛してやまないのは娘」と2020年に誕生した一人娘を挙げた。

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 「娘は何でもかんでも、まねするんです。自宅で台本を読んでいる時など、今放っておいてほしいなと思う時も『ママ、ママ』ってずっと言われる。その時にどうやったら面白くなるかなって思い、『ママで~す!』ってずっと言っていました。そうしたらついに娘が『ママで~ちゅ!』って、私のまねをするようになった。愛ですね」と娘とのエピソードをうれしそうに話した。

 木村さんは「最近これといって愛だなって思うことがない。身近な方々、僕に愛をください」と言って会場の笑いを誘った。須賀さんは「よく行くおすし屋さんでウニが2種、いくらが1種のった海鮮丼があるのですが、この前はウニが3種のっていました。愛です」といい、安蘭さんは「自分を愛さないと人を愛せない。なかなか自分って愛せないので、もっと自分を愛さなきゃいけないと思いました」と話した。この日は演出家の杉原邦生さんも登場した。

 同作は、実際に起きた事件をもとに1932年に執筆された。早見さん演じる1人の女をめぐり、木村さんと須賀さんが演じる2人の男の愛が引き起こす婚礼の日の悲劇が描かれる。

 早見さんは「この作品はどのキャラクターもエネルギーがすごい。愛に対しての熱量がすごくて、稽古(けいこ)終わりにはどっと疲れてしまうぐらい、演じるのにパワーが必要な作品です。その熱量をお客さんに伝えられるよう、よく寝てよく食べて、一生懸命けいこしたい」と意気込んだ。

 9月15日~10月2日に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーン、10月15日と16日に大阪の梅田芸術劇場で上演される。

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