柴咲コウ：小学生と特別授業に参加　「私も子供心を忘れずに」　環境への思いも語る

　女優の柴咲コウさんが8月10日、東京都内で行われたアウトドアブランド「マムート」の「山の日特別授業」に出席。ボーイスカウトに所属する25人の小学生と一緒に、山の楽しさとその環境を守る大切さを学んだ。

　柴咲さんは、小学生に「ボーイスカウトにはどういうきっかけでなったの？」と優しく問いかけ、「やってみたいと思う気持ちがすてき。楽しそう、やってみようっていう能動的な心が素晴らしいと思う。その心をなくさずに、いろいろなことに挑戦してほしいです。私もすっかり大人ですけど、子供心を忘れず、自分の興味があるものをずっと追いかけ続けていきたいと思います」と話した。

　この日は、環境問題への意識を高めるとともに、山の楽しさと、美しい山景色を多くの人に知ってもらいたという思いから、北アルプス・立山に現存する氷河の「氷塊」を用いて、氷河や気候変動についての授業が行われた。柴咲さんは、実際に氷河に触れたり、子供たちと一緒にクイズに答えたりした。

　授業を終えると「自分で見て、触って、という体験を伴うと忘れない。私も東京で生活をしてお仕事しているので、非日常が自然だったり、山遊び、川遊びだったりする。非日常を保つために必要なことって、別の日常を送っていると忘れがち。でも、今ある物を守り続けるのはとても大切なことだと思います」と自然を守ることへの思いを語った。

　柴咲さんは、同ブランドの160周年記念プロジェクトのアンバサダーを務めている。