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女優で創作あーちすとののんさんが8月10日、東京で開催された、主演映画「さかなのこ」(9月1日公開、沖田修一監督)の完成報告上映会に共演者らと出席した。タレントのさかなクンをモチーフにした主人公・ミー坊を演じたのんさんは、同役のオファーを「ビックリしました! 『えっ!? 私がさかなクンをやっていいの?』とすごく驚いた」と振り返る一方、「なんか、腑(ふ)に落ちた。『もしかしてのんなのかも。のんがいいのかも』と思った。めちゃくちゃうれしかったです」と話した。
のんさんは過去に、さかなクンと番組で共演した経験があったという。「さかなクンがいると、その場が幸せになる。めちゃくちゃ楽しい。さかなクンがいると皆の目がピカピカする。そういうエネルギーを持った方」と評した。
演じたミー坊については「『うまくいってないな……』と思うときでも、好きなものにまっすぐ突き進む。お魚が好きということが揺らがない。それを突き通すから人生がいい方向に向かっていくという、希望に満ちあふれたストーリーと役柄だから、とっても楽しかったです」と笑顔を見せた。
この日は沖田監督も登場。のんさんのミー坊役に「想像しただけでワクワクしたし、僕も腑に落ちた。自分でも見てみたいな、という気持ちになってのんさんにオファーした。(のんさんとさかなクンが)不思議と似ている気がした」と話した。
上映会には夏帆さん、磯村勇斗さん、さかなクンも登場。サプライズで、さかなクンと中学・高校の同級生で親交が深く同作にも出演した、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の鈴木拓さんが出席した。誕生日を迎えたさかなクンへ、この日の出席者から直筆メッセージ入りの横断幕がプレゼントされた。
映画は、さかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社)を原作としたエンターテインメント作品。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中で、やがて“さかなクン”になるまでを描く。