映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」のプレミア試写会で行われた舞台あいさつに登場した池脇千鶴さん
女優の池脇千鶴さんが12月19日、東京都内で行われた映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」(山田洋次監督、12月27日公開)のプレミア試写会で行われた舞台あいさつに登場した。アシンメトリーの袖が特徴的な黒いトップスをチャコールグレーのツイードスカートにインし、レザー調の黒いベルトを着けてスタイルアップした、シックな大人のメリハリコーデだった。
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トップスは、ネックから右袖まで流れるようなフリルでつながった個性的なデザイン。右袖は腕をちら見せするデザインで、スカートのバックスリットからちら見せした脚とともにフェミニンなムードも漂わせていた。さらにゴールドの華奢(きゃしゃ)なバングルとイヤリングでコーディネートを格上げ。高い位置でまとめたお団子ヘアでキュートな魅力を振りまいていた。
舞台あいさつには、後藤久美子さん、倍賞千恵子さん、吉岡秀隆さん、前田吟さん、桜田ひよりさん、夏木マリさん、山田監督らも登場した。
「男はつらいよ」は、渥美清さんが演じる「フーテンの寅」こと車寅次郎が主人公の人情喜劇で、1969年8月の第1作の公開から2019年で50周年を迎えた。今作は1997年公開の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別編」以来、22年ぶりの新作で、これまでの作品を織り交ぜて製作された。
今作の物語は諏訪満男(吉岡さん)の妻の七回忌の法要から始まる。小説家になった満男がサイン会を行っていると、その列に初恋の人でかつて結婚を約束した及川泉(後藤さん)の姿があり、ぼうぜんとなる……という展開。池脇さんは、満男の担当編集者の高野節子を演じている。
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