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川島海荷:「私たち結婚しました」中田圭祐と「素の自分」で向き合った 目指したのは「親友みたいな夫婦」 最新舞台では鈴木福ときょうだいに

 8月5日に最終回を迎えたABEMAの恋愛番組「私たち結婚しました 3(わた婚)」で、俳優でモデルの中田圭祐さんと初対面ながら「夫婦」という設定で期間限定の“結婚生活”を送り、話題を集めた女優の川島海荷さん。9、10月に東京と大阪で上演される舞台「きっとこれもリハーサル」に出演する。「わた婚」最終回直後の率直な思いや、「3、4年前から出演機会が増え、観劇にもハマっている」という舞台への意気込みを聞いた。(取材・文/渡邊玲子)

 ◇「わた婚」の反響を実感 「親友同士みたいな夫婦が理想」

 「わた婚」の最終回の配信から2日後に取材に応じた川島さん。「わた婚のことを聞かれるのが恥ずかしすぎます!」と照れる様子は「わた婚」で見せた笑顔そのもの。「懐かしい友だちからも久しぶりに連絡が来たり……」と反響の大きさも肌で感じた。

 「最初にお話をいただいたときは、正直ちょっと意外で『私が結婚?』と戸惑った部分もあったのですが、配信が始まったら、結婚している友だちから『自分も初心に返って、ちゃんと旦那の目を見て話そうと思った』という言葉をかけてもらって、本当にやってよかったなって思いました」と感慨深げに振り返る。

 “結婚生活”では「私の周りの結婚している友だちは、親友同士みたいな夫婦が多くて。私自身もそんな夫婦関係に憧れていたので、『わた婚』でも、そう見えたらいいなと思っていました」と明かす。

 配信中は、毎日のようにネットニュースにもなった。「毎日、自分の『わた婚』の記事がスマホに出てくるので、『これ、私のスマホだけ?』『もしかして私のスマホだってバレてるのかな……?』と思って周りの人にも聞いてみたら、みんなも同じだったみたい(笑い)。内心では『恥ずかしいから本当にやめて~!』って感じでしたが、その記事を読んで番組を見てくださる方もいたと思うので、たくさん取り上げていただけてありがたかったです」とにっこり。

 出演したことで川島さん自身にどんな気づきや変化があったのかと尋ねると、「私は初対面の人に壁を作ってしまいがちだったのですが、今回は(中田さんと)出会って早々、やらなきゃいけないラブミッションもあって、さすがに人見知りとか言っているわけにもいかなくて。『こうなったら素の自分で行くしかない!』と思って頑張りました。

 親しい友だちからは、あまりにも普段の私と同じすぎて『恥ずかしくてちょっと見ていられなかった』と言われてしまったくらいなんです(笑い)。だから、きっとこれからは初対面でも壁を取っ払っていろんな人と向き合っていけるんじゃないかな」と自信を見せた。

 ◇鈴木福ときょうだい役に 「ビジュアル的にもしっくり」

 舞台「きっとこれもリハーサル」は、ご近所の葬式があまりにもグダグダだったため、母親が「喪主の練習がしたい」と言ったことをきっかけに、バラバラだった家族が葬式のリハーサルで繰り広げるハートフルコメディー。川島さんは長女役で、母親を石野真子さん、父親を羽場裕一さん、弟を鈴木福さんが演じる。

 「台本を読んだだけで泣いてしまった」という川島さん。「前半は、コメディー要素もありつつ、細かく伏線も張られていて、後半はグッと感動させられるんです。すごくテンポがよくて、家族の関係性もすごくリアルに描かれているので、観客のみなさんも自分の家族に置き換えながら、家族について考えるきっかけになる舞台なのかもしれないですね」

 鈴木さんとは今回が初共演。しかし、「私自身もよく言われるんですけれど、福君のことは小さい頃から(テレビなどを通じて)見ていたから、勝手に身内みたいな気分(笑い)。ビジュアル的にもきょうだい役はしっくりくると思うので、ご一緒するのが楽しみです」と親近感を感じている。

 ◇「日々進化していく感情を体験したい」 未知の世界に期待

 劇中では、コンテンポラリーダンスを踊る場面もあるようだ。アイドルグループで活動したこともあるが、ダンスの練習がスタートする前とあって、意外にも「ダンスが一番心配なんですよね」と不安げな表情を浮かべる。

 実際にどの程度踊るかは、これから稽古(けいこ)を重ねて決まっていくが、「コンテンポラリーダンスは初めてですし、コンテンポラリーダンスと聞くと森山未來さんが踊っていらっしゃるようなイメージ。そんなダンスが私にできるのかなって。プロダンサーの役ではないところが救いです(笑い)。とはいえ、コロナ禍に入ってから運動する機会が以前よりも減ってしまったので、これから30代に向けて体力作りを強化するという意味でも、今回のダンスレッスンがいいきっかけになるんじゃないかな」と前を向く。

 「舞台は観客からすぐ反応が返ってくるのが刺激的」と、近年、CMやドラマといった映像の世界のみならず、舞台にも活躍の場を広げている川島さん。

 「舞台は一度、幕が開くと2~3時間ずっとカットがかからないので体力も必要ですし、何カ月間も地道に稽古を積み重ねていくなかで、新たな自分の感情に気づくことができる気がします。現場で経験豊富な先輩方のお話を伺うたびに、未知の世界が広がっているのを実感するんです」と充実感をにじませた。

 なかでも心に残っているのは、宝塚歌劇団「宙(そら)組」出身で、舞台で共演経験のある朝夏(あさか)まなとさんから聞いた「元宝塚のトップスターならでは」の言葉だそう。

 「宝塚の場合、ときには100回くらい同じ演目を演じるそうです。そこで役を演じる上でのマインドが、公演中に3段階くらい変化するとうかがいました。いまの私は、全公演で同じクオリティーを保つのが精いっぱいですが、いつの日か公演中にマインドが変化していくのを経験できるようになりたいと思っています」

 *……「きっとこれもリハーサル」▽潤色・演出:土田英生▽脚本:赤松新▽出演:石野真子、鈴木福、川島海荷、しゅはまはるみ、羽場裕一▽上演:新国立劇場小劇場(東京都渋谷区)で9月29日~10月13日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪市中央区)で10月22日。チケットは発売中

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