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TBSの安住紳一郎アナウンサーが、女性ファッション誌「Oggi(オッジ)」(小学館)10月号(8月26日発売)に登場した。「よく、誰とでも臆せず話していると言われますが、実は前日から緊張して眠れないこともあります」と明かす安住さんが、三つのコミュニケーション術を語った。
安住さんは、2003~2021年の「ぴったんこカン・カン」、2008年から放送している「中居正広の金曜日のスマたちへ」「情報7days ニュースキャスター」、2005年に始まったラジオ番組「日曜天国」などを担当。担当番組の数々が10年以上続く長寿番組となっている。
誌面では、「番組をもったら10年は続けたいという思い」があるといい、30代から続けている自分だけのテクニックを披露した。
その一つが、「自分の意見を恐れずぶつける」。「人間関係が大事です。番組が始まった当初から味方をつくっておき、お願いしたり、相談したり、とにかく巻き込む」。それでも意見が合わず衝突するときは、「まず相手の言い分を理解して、それから自分の思いを伝えて、妥協案を出すこともありますが、最終的には自分の考えにもっていく粘り勝ちが、私のパターンです」と語る。
さらにその手法について「メモを書いて渡します。メモといっても、これがけっこう長くて、前半は褒めたり励ましたりを中心に。それを続けて、今回改善してほしいこと、希望するところを柔らかく伝える。相手を否定したりせず、君ならデキるっていう気持ちを伝えるんです。最後に『必ずうまくいく』と強気の将来展望を入れるのがポイントです」とコメント。「メモを書くことで自分の気持ちが整理される」とも話す。
大物ゲストを相手でも臆せず話を広げるテクニックや、取材相手をファンにさせる方法なども語った。